金・銀午前=金は小幅続落、円高と現物の上げ一服で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 金が小幅続落。ドル建て現物相場の上昇を受けて買い優勢で始まった。その後は、円
高やドル建て現物相場の上げ一服を受けてマイナスサイドに転じた。銀の商いは成立し
なかった。
 午前11時2分現在の前営業日比は、金標準が20円安〜6円高、金ミニが35.0
円安〜1.5円高、ゴールドスポットが618円高、銀が出来ず。
 午前11時2分現在の出来高は、金が2万1976枚、金ミニが6486枚、ゴール
ドスポットが1347枚、銀が0枚。
【NY金は利食い売りが圧迫】
 金は利食い売りが圧迫要因になった。2月の米雇用統計によると、非農業部門雇用者
数は15万1000人増加した。伸びは前月の12万5000人増から加速したもの
の、市場予想の16万人増を下回った。失業率は4.1%と、1月の4.0%から上昇
した。米ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は、これまでのところインフレ期待が不
安定化する兆候はみられないという認識を示した。米連邦準備理事会(FRB)のパウ
エル議長は、トランプ新政権の政策が経済にどのような影響を与えるかがより明確にな
るまで、FRBは利下げを急ぐつもりはないとの見解を示した。今週は2月の米消費者
物価指数(CPI)の発表がある。一方、ナバロ米大統領上級顧問(貿易・製造業担
当)は、トランプ米大統領が4月2日に導入を計画する相互関税の税率について、「各
国が米国に課す関税および非関税障壁に内在する不公平さを反映した1つの数字を国ご
とに課す」と明らかにした。
 2月末の中国の金準備は2289.5トンとなり、前月末の2284.6トンから増
加した。4カ月連続で増加した。
 金先限は日中取引で1万3950円で上げ一服となった。ドル建て現物相場の上げ一
服や円高に上値を抑えられた。円相場は1ドル=147円台前半の円高に振れた。
【ドル建て現物相場】
 金のドル建て現物相場は、上げ一服。前週末の海外市場では、予想以下の米雇用統計
が支援要因になったが、利食い売りが出て戻りを売られた。アジア市場では、ドル安を
受けて押し目を買われたが、2917ドル台で上げ一服となった。
 午前11時現在、金が2912.64ドル、銀は3246セントで推移。前営業日の
大引け時点は金が2913.56ドル、銀が3256セント。

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