トウモロコシは、アルゼンチンの乾燥傾向、良好な輸出環境を背景に、高値圏での取 引が続いていたが、調整局面に入っている。投機買いの過熱感に加えて、通商リスクの 高まりが嫌気されている。中国は米国産農産物に報復関税を課し、米国とメキシコとの 通商環境も不安定化している。ただし足元の需給は引き締まっており、450セント水 準には値頃感がある。このまま下げ一服となると、改めて500セント台乗せが打診さ れる見通し。 大豆は、米中通商問題が警戒されることが上値を圧迫する。二度にわたるトランプ政 権の関税措置に対して、中国が米国産大豆に対する関税で対抗している。トウモロコシ 相場とは異なり過熱感が乏しいため、大きく値を崩す必要性は乏しい一方、急落してい る訳ではないため反発余地も乏しい。通商問題の先行き不透明感もあり、1000セン ト水準での下げ止まりの有無に目線が切り下がっている。保ち合い気味の展開が続こ う。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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