[今日の視点]貴金属=下落、リスク回避が圧迫

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 貴金属は、下落して寄り付く見通し。金と銀はニューヨーク安と円高を受けて売り優
勢となろう。プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナがニューヨーク安と円高を受けて
軟調となろう。
 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は26.20ドル安
の2886.55ドル、銀が39セント安の3205セント、プラチナが9.03ドル
安の957.10ドル、パラジウムは13.70ドル安の935.66ドル。
 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=147.03/05円で、前営業日の
大引け時点から0.63円の円高。
 先限の寄り付き目安は、金が1万3780円前後、銀は153.0円前後、プラチナ
は4495円前後、パラジウムは4500円前後。
【NY金はリスク回避が圧迫】
 金はきのうの海外市場では、株安などリスク回避の動きを受けて売り優勢となった。
 金はリスク回避の動きが圧迫要因になった。トランプ米大統領は、関税と連邦職員削
減に重点を置く政策が市場の混乱を招く中、米経済は「過渡期にある」と述べた。景気
減速懸念から株安に振れ、リスク回避の動きとなった。
 米国のウィットコフ中東担当特使は、週内に実施するウクライナとの高官協議で大幅
な進展が得られると米政府は期待しているとし、ウクライナの資源権益を巡る協定に署
名できることを望んでいると述べた。スターマー英首相は、今週15日にウクライナ問
題を巡る議論のため各国首脳によるバーチャル会議を主催する予定。
 銀はきのうの海外市場では、リスク回避の動きや金軟調を受けて売り優勢となった。
【NYプラチナはリスク回避や金軟調で戻りを売られる】
 プラチナはきのうの海外市場では、リスク回避や金軟調を受けて戻りを売られた。
 プラチナはリスク回避の動きや金軟調に上値を抑えられた。欧州時間のドル安を受け
て買い戻されたが、株安などリスク回避の動きが出ると、戻りを売られた。トランプ米
大統領の発言を受けて景気減速懸念が高まった。
<今日の予定>
・国内総生産 2024年10-12月期2次速報(内閣府)
MINKABU PRESS 東海林勇行

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