プラチナ午前=プラチナは下落、現物安と円高で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナは下落。ドル建て現物相場の下落と円高を
受けて売り優勢で始まった。その後は、下げ一服となる場面も見られたが、円高やドル
建て現物相場の軟調を受けて戻りを売られた。パラジウムの商いは成立しなかった。
 午前11時4分現在の前営業日比は、プラチナが93〜50円安、プラチナミニが
119.5〜61.5円安、プラチナスポットが71円高、パラジウムが出来ず。
 午前11時4分現在の出来高は、プラチナが4791枚、プラチナミニが651枚、
プラチナスポットが1463枚、パラジウムが0枚。
【NYプラチナはリスク回避や金軟調で戻りを売られる】
 プラチナはリスク回避の動きや金軟調に上値を抑えられた。欧州時間のドル安を受け
て買い戻されたが、株安などリスク回避の動きが出ると、戻りを売られた。トランプ米
大統領の発言を受けて景気減速懸念が高まった。関税政策や連邦政府職員の大量解雇な
どを受けて先行き不透明感が高まった。
 プラチナ先限は昨年9月以来の安値4451円を付けた。ドル建て現物相場の下落と
円高が圧迫要因になった。円相場は1ドル=146円台後半の円高に振れた。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、軟調。朝方の957.06ドルから、株安を受けて
売り優勢となった。
 午前11時現在、プラチナは955.14ドル、パラジウムが936.44ドルで推
移。前営業日の大引け時点はプラチナが966.13ドル、パラジウムが949.36
ドル。
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