LME市況=アルミ・銅は反発、米トランプ政権による関税懸念から

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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           現物            3カ月物
    アルミ        2,719.92  +    10.95     2,703.00  +     9.00
    アルミ合金      2,554.00  +    48.25     2,509.00  +    50.00
     銅         9,639.18  +   129.14     9,662.50  +   134.00
    ニッケル      16,274.35  -    60.32    16,493.00  -    58.00
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 アルミ3カ月物は反発。2685ドルで小安く取引を開始。中国・上海株高を受けて
浮上した後も、米トランプ大統領によるカナダ産鉄鋼、アルミニウムに対する関税率を
当初予定の25%から50%に引き上げるとの発言が警戒されて浮上し2700ドル台
に到達。2700ドル台でのもちあいが続くなかで2711ドルの高値を付け、小高い
状態を維持して引けを迎えた。
 銅3カ月物は大幅反発。9513ドルと軟調で寄り付いたが、その後、中国・上海株
高を受けて浮上し9520ドル前後に達した。しばらく、この水準でもちあったが、ト
ランプ政権による関税政策に対する懸念から浮上。この日、米トランプ大統領はカナダ
産鉄鋼とアルミニウムに対する関税を当初の予定に25%追加とすると発言。銅の輸入
関税賦課に対する警戒感が強まり浮上し、9600ドル台に到達。その後、カナダのオ
ンタリオ州首相による米国向け電力料金の上乗せ撤回を受けてトランプ大統領もカナダ
産鉄鋼及びアルミニウムに対する関税の25%追加見直しを発表したことが好感され、
9600ドル台での高下が続き、終盤に9679ドルの高値を付けた後、この日の高値
に近い水準で取引を終えた。
 ニッケル3カ月物は反落。1万6420ドルで大きく反落して取引を開始。アジア株
高から浮上して1万6590ドルまで浮上しプラスサイドに転じたがものの、戻り待ち
の売りに値を崩し反落。その後も他非鉄貴金属の堅調な足取りに追随して浮上すると売
り直される頭重い足取りが続き、マイナスサイドで引けを迎えた。
今日の材料
・11日のアジア太平洋株式市場は総じて下落。
・中国上海総合指数は反発、13.67ポイント高の3379.83ポイント。
・欧州株は大幅安。トランプ大統領がカナダ産の鉄鋼とアルミニウムに当初の倍の
 50%の関税を課すと述べたほか、カナダの自動車産業を「永久に閉鎖させる」と述
 べたことで、市場はリスク回避の雰囲気が強まった。欧州株は米国株に連れ安。
・ドルはまちまち。ドル円は一時1ドル=148円台前半まで上昇。ユーロドルは昨年
 10月11日以来の高値となる1ユーロ=1.0947ドルまで上昇。
・米国株は続落。ニューヨークダウは478.23ドル安。ナスダック指数は32.22ポイント
 安(0.18%の低下)。
・ニューヨーク貴金属はパラジウムを除き上昇。ニューヨーク原油は小幅高。
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