更新:海外サマリー(11日)

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比)
NY金     2025/ 4 2,920.9   +21.5  シカゴ大豆  2025/ 5 1,011.25  - 2.75
NY銀     2025/ 5 3,314.7   +61.7  シカゴコーン 2025/ 5   470.25  - 1.75
NYプラ    2025/ 4   979.6   +12.8  NY原油   2025/ 4    66.25   +0.22
NYパラ    2025/ 6  949.20   -0.30  ドル・円               147.80   +0.46
*ドル・円は日本時間の午前5時30分現在。
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◎NY外為=ドル円は一時148円台を回復、147.80円水準で推移
 NY為替市場でドル円は1ドル=147円台後半まで買い戻された。円安が先行し、
一時148円台を回復する場面も見られた。
 この日もトランプ関税に翻弄した1日となった。午前中はトランプ大統領がカナダ産
の鉄鋼とアルミニウムに従来の25%の倍の50%の関税を課すと伝わったが、オンタ
リオ州のフォード首相が25%の電力サーチャージの停止で合意したと発表。今度はト
ランプ大統領も50%の関税は引き下げを検討と述べている。
 本日は日本の10−12月期のGDP2次速報が発表になっていたが、1次速報から
下方修正されていた。個人消費も前期比変わらずに修正されている。ただ、日銀の利上
げへの見方に変化はない。7月か9月が有力視されており、場合によっては6月の可能
性も排除していない状況。
◎NY貴金属=総じて反発、ドル安が支援
 ニューヨーク金、銀は反発。
 金4月限は反発。時間外取引では、ドル安を受けて買い優勢となった。欧州時間に入
ると、ドイツの緑の党が防衛費増額で交渉の用意があるとし、ユーロ高に振れたことを
受けて上値を伸ばした。日中取引では、ドル安や米大統領の関税発言を受けて堅調とな
った。
 銀5月限はドル安や金堅調を受けて買い優勢となった。
 プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナが続伸、パラジウムは小幅続落。
 プラチナ4月限は続伸。時間外取引では、株安が圧迫要因になったが、ドル安を受け
て下げ一服となった。欧州時間に入ると、ユーロ高を受けて押し目を買われた。日中取
引では、ドル安や金堅調を受けて上値を伸ばしたが、貿易戦争に対する懸念から上げ一
服となった。
 パラジウム6月限はドル安や他の貴金属の堅調を受けて買い優勢となったが、株安を
受けて上げ一服となった。
◎LME=アルミ・銅は反発、米トランプ政権による関税懸念から
 アルミ3カ月物は反発。2685ドルで小安く取引を開始。中国・上海株高を受けて
浮上した後も、米トランプ大統領によるカナダ産鉄鋼、アルミニウムに対する関税率を
当初予定の25%から50%に引き上げるとの発言が警戒されて浮上し2700ドル台
に到達。2700ドル台でのもちあいが続くなかで2711ドルの高値を付け、小高い
状態を維持して引けを迎えた。
 銅3カ月物は大幅反発。9513ドルと軟調で寄り付いたが、その後、中国・上海株
高を受けて浮上し9520ドル前後に達した。しばらく、この水準でもちあったが、ト
ランプ政権による関税政策に対する懸念から浮上。この日、米トランプ大統領はカナダ
産鉄鋼とアルミニウムに対する関税を当初の予定に25%追加とすると発言。銅の輸入
関税賦課に対する警戒感が強まり浮上し、9600ドル台に到達。その後、カナダのオ
ンタリオ州首相による米国向け電力料金の上乗せ撤回を受けてトランプ大統領もカナダ
産鉄鋼及びアルミニウムに対する関税の25%追加見直しを発表したことが好感され、
9600ドル台での高下が続き、終盤に9679ドルの高値を付けた後、この日の高値
に近い水準で取引を終えた。
◎NY原油=小反発、米国とカナダは関税戦争の激化を回避
 ニューヨーク原油の期近は小反発。
 米国が始めた関税戦争による景気悪化懸念は引き続き重しだが、報復が報復を生み出
すような展開になっていないことは相場を支えた。米国が輸入する鉄鋼製品やアルミニ
ウムに対する25%の関税発動を控えて、カナダのオンタリオ州の首相が米国向けの電
力料金に25%を上乗せして請求すると報復を発表すると、トランプ米大統領はカナダ
産の鉄鋼やアルミに25%の関税を上乗せする方針を示したが、カナダのオンタリオ州
首相が電力料金の上乗せを撤回すると、トランプ米大統領も25%の上乗せを見直すと
発表した。
◎シカゴ大豆・コーン=大豆は中国の需要不安で続落、コーンは小幅反落
 大豆は続落。
 米農務省(USDA)発表の24/25年度期末在庫量は前月と同量に据え置かれた
が、米トランプ関税による米中貿易戦争の悪化に対する警戒感や、中国のデフレ懸念、
そして中国の米国産大豆需要減退が警戒され売り優勢となった。

 コーンは小幅反落。
 米農務省(USDA)の月例需給報告での米期末在庫は下方修正という事前予想に反
して前月と同量に据え置かれたうえ、小麦が軟調となったことが手掛かりとなり、売り
優勢で運ばれた。
MINKABU PRESS
*LME市況を更新。

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