ゴム市況＝総じて堅調、閑散に売りなし商状のなか期中から買い優勢

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ＪＰＸゴムの相場表（帳入値と前営業日比）
               　  ＲＳＳ３　　　   　           　     ＴＳＲ２０
    2025/03　　    2025/08　      2026/02       　2025/04        2026/03
　346.5  + 1.5   351.0  + 1.5   346.0　+0.5     298.0  +4.0    297.0  +4.0
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 　　　上海ゴム　　5月限  　17,085　  +　 120元　（午後3時40分時点）
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【市況】
 ゴムＲＳＳ３号は、総じて堅調。寄り付きは、上海ゴム夜間高を受けて、買い優勢と
なる限月が目立った。中盤に入ると、薄商いの中、日中取引の上海ゴムが小じっかりと
推移したことから、期中７、８、９月限が買い優勢。８月限は正午を挟んで０．２円安
なったが、閑散に売りなしのなか、再上昇。期近２本も期中高に支援され、買い優勢。
　ＴＳＲ２０は、出来ず。帳入値は上昇。

　大引けのＲＳＳ３号は、前営業日比変わらず〜３．０円高、活発限月の８月限は同
１．５円高の３５１．００円、期先２６年２月限は同０．５円高の３４６．０円、総出
来高は１８５枚、ＴＳＲ２０は全限が同４．０円高。

【小幅高もトランプ関税措置の発表を４月２日に控え見送り気分】
　指標の期中８月限は日中取引で買いが優勢となり、今月７日以来の高値３５１．１円
をつけた。前半は堅調も買いは続かず、小幅安となる場面があったが、切り返し、小高
く推移した。総出来高が１８０枚台と低調で売買エネルギー不足。
　４月２日にトランプ関税措置の発表を控えていることから見送り気分が強く玉の出方
次第の展開だった。

【シンガポールゴムと上海ゴム相場】
　シンガポールゴム市場は、ＲＳＳ３号が９月限のみ約定し、０．８セント高。ＴＳＲ
２０は午前中から買いが先行。午後も概ね高もちあいで推移。前営業日比１．６〜
２．３セント高で推移している。

　上海ゴムは、上昇。中心限月の５月限は、夜間取引では買いが優勢となり、前営業
日比３５元高の１万７０００元。日中取引は夜間、小じっかりの値動きを維持。５５元
高の１万７０２０元で午前の取引を終えた。午後になり、一段高となり、３ケタ高。

MINKABU PRESSS

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