ゴム午前=総じて売り優勢、上海ゴム安を嫌気から売り優勢が目立つ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は、総じて売り優勢。寄り付きでは、上海夜間安を受けて、水準を引
き下げる限月が目立った。だが、中盤に入ると、様子見気分が強まり、下げ渋りを見
せ、一部限月はプラスサイドに振れている。TSR20は、出来ず。

 午前11時50分現在のRSS3号は前営業日比4.5円安〜2.6円高。活発限月
の8月限は同1.1円安の354.3円、期先26年3月限は出来ず、推定出来高は1
12枚(前日夜間取引含む)。

【様子見気分が強い】
 今日午前のJPXゴムRSS3号は、上海安を背景に総じて売りが優勢となってい
る。ただ、積極的な売りはみられない。一部限月はプラスサイドに振れている。また、
活発限月の8月限は、昨日から355円を中心としたもみ合いなっている。

 現在、ゴム相場には、特に目立ったゴム独自のファンダメンタルズの変化はみられな
い。また、トランプ関税の発効を4月2日に控えて、様子見気分が強まっている可能性
がある。目先、8月限は350〜360円前後でのレンジ相場となりそうだ。
【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポールゴム市場は、RSS3号は出来ず。TSR20は小動きとなり、売りが
先行する展開となり、2.3〜0.6セント安で推移している。
 上海ゴムは軟調に推移している。午前11時00分現在、指標限月の2025年5月
限は、前営業日比90元安の1万6950元で推移している。

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