[本日の見通し]石油=堅調、米国の書簡にイランが返信

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 日中取引開始後、原油の2025年8月限は堅調。ただ、夜間取引の値幅内を維持し
ている。
 今月初め、トランプ米大統領がイラン最高指導者のハメネイ師に宛てた書簡につい
て、イランがオマーン経由で米国に返信したと伝わっている。内容については公式に明
らかになっていないが、核開発を続けるイランに米国は警告を繰り返しており、宣戦布
告に近い内容だったとみられている。攻撃開始まで2ヶ月間の猶予が与えられたとの報
道もある。ハメネイ師がどのように応じたのか不明であるものの、イラン核合意を崩壊
させ、イラン制裁を再開し、イラン革命防衛隊(IRGC)の司令官だったスレイマニ
長官を殺害したトランプ米大統領とイランがまともに対話するとは思えない。トランプ
米大統領と合意が成立し、約束が果たされるとイランが考えるなら、あまりにも楽観的
すぎる。イランからの返事を受け取った米国がどのように動くのか注目したい。
 時間外取引でニューヨーク原油5月限は前日比0.03ドル安の69.89ドルで推
移。本日これまでのレンジは69.84〜70.00ドル。
 原油8月限の予想レンジは6万6400円から6万7400円、ガソリン先限は8万
7500円から8万8500円、灯油先限は8万7500円から8万8500円。
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