[3月31日からの1週間の展望] −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 週間高低(カッコ内は日付) 3月24日〜3月28日 始 値 高 値 安 値 終 値 前週末比 <東 京> 先限 40,000 40,000 40,000 40,000 ±0 ====================================== <シカゴ>27 日終値 前週末比 |<週間統計データ> (3月20日まで) 25/5 450.00 -14.25 |週間輸出検証高:146万3,093トン 25/7 458.00 -13.50 |週間輸出成約高:103万9,700トン −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 東京外為市場 円相場(本日 15:15現在) 150.66円 前週末比 1.16円の円安 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 【前週のレビュー】とうもろこしは期近2本の手じまい売買が進む可能性あり。5月 限と7月限は2250円の逆ザヤ状態にあり、5月限が下落、7月限が上昇しやすい環 境。シカゴコーンは31日に作付け意向面積が発表までは、450セント割れまで下振 れとなる可能性は低いとみる。 【シカゴコーンは作付け面積増観測・小麦安で軟調】 シカゴコーンは、軟調な展開を強いられた。今年の米国産コーンの作付け意向面積の 増加予想や、小麦安が弱材料視された。 指標の期近5月限は今月20日に470.25セントの戻り高値をつけたが、21日 から下げに転換となり、27日に447.25セントまで下落し、今月4日以来の安値 まで値を崩した。安値を離れ、450セントで引けたが、日足は5日連続の陰線引けで 下げ余地を残すことを感じさせるチャート。小麦は27日の取引で期近3本が一代安値 を更新する下落となった。週間輸出成約高が価格下落にも低調な数字となったことも弱 材料となった。 31日に発表される今年の米国産コーンの作付け意向面積の事前予想は、前年実績の 9060万エーカーから340万エーカー増の9400万エーカー。作付けが事前予想 通り、昨年より増加し、順調に生育が進むと25/26年度の米国産コーンの生産量は 155億8500万Buとなり、24/25年度実績の148億6700万と比べ5% 程度の増加となる見込み。 2月後半から下落基調となり、今年の米国産コーンの作付け面積の増加をかなり織り 込んではいるが、31日の作付け意向面積発表後の反応の見極めが必要。 【とうもろこしは5月限と7月限のサヤ修整が進む可能性】 3月24日の週のとうもろこしは25日の日中取引で期近5月限の手じまい売買が成 立し、1250円安と27日に先限の変わらずの約定があったのみ。それぞれ出来高は 1枚のみ。 4月入りとなるが、期近5月限は15日に納会(最終取引)を控え、手じまい売買が 進みやすい。期近7月限とのサヤは1000円に縮小したが、同ザヤ化までサヤ修正が 進む可能性あり。 出来高、取組高が増える兆しはなく、このまま取組高ゼロに向かうとみられ、新規売 買は参加しにくい。 <当面の予定(イベント・経済統計)> 31日 鉱工業生産指数 2025年2月速報(経済産業省) 小売業販売額 2025年2月速報(経済産業省) 中国製造業購買担当者景況指数 2025年3月(中国物流購買連合会) 中国非製造業購買担当者景況指数 2025年3月(中国物流購買連合会) 独小売売上高 2025年2月(連邦統計庁) 独消費者物価指数 2025年3月速報(連邦統計庁) シカゴ購買部協会景気指数 2025年3月(シカゴ購買部協会) 米週間穀物輸出検証高(USDA) 米国産コーン・大豆作付け意向面積(USDA) 1日 労働力調査(失業率) 2025年2月(総務省) 短観 概要及び要旨 3月調査(日本銀行) 中国製造業購買担当者景況指数 2025年3月(財新) キャッシュレートターゲット公表(オーストラリア準備銀行) ユーロ圏製造業購買担当者景況指数 2025年3月確報(Markit) ユーロ圏消費者物価指数 2025年3月速報(EUROSTAT) ユーロ圏雇用統計 2025年2月(EUROSTAT) 米製造業景況指数 2025年3月(ISM) 2日 全米雇用報告 2025年3月(ADP) 米耐久財受注 2025年2月確報値(商務省) 米製造業新規受注 2025年2月(商務省) 3日 中国サービス業購買担当者景況指数 2025年3月(財新) ユーロ圏サービス業購買担当者景況指数 2025年3月確報(Markit) ユーロ圏生産者物価指数 2025年2月(EUROSTAT) 米貿易収支 2025年2月(商務省) 米新規失業保険申請件数(労働省) 米非製造業景況指数 2025年3月(ISM) 米週間穀物輸出成約高(USDA) 4日 ●中国・香港(清明節) 全世帯家計調査・消費支出 2025年2月(総務省) 独製造業受注 2025年2月(経済技術省) 米雇用統計 2025年3月(労働省) 建玉明細報告(CFTC) MINKABU PRESS ※投資や売買は御自身の判断でお願いします。
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