−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−- 海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比) NY金 2025/ 6 3,146.0 - 4.3 シカゴ大豆 2025/ 5 1,034.25 +19.50 NY銀 2025/ 5 3,430.9 -30.2 シカゴコーン 2025/ 5 461.75 +4.50 NYプラ 2025/ 7 1,004.6 -22.9 NY原油 2025/ 5 71.20 -0.28 NYパラ 2025/ 6 1,000.80 + 0.10 ドル・円 149.53 -0.43 *ドル・円は日本時間の午前5時30分現在。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ◎NY外為=ドル円は149.50円台で推移 NY為替市場、ドル円は戻り売りが優勢となり、一時148.90円台まで下落し た。3月のISM製造業景気指数と2月の米求人件数を受けドル安となり、ドル円も下 落した。 ISM指数は49.0と再び50を下回る縮小圏に再び低下したほか、米求人件数も 予想外に強かった前回から減少。一方、注目されていたISM指数の仕入れ価格が22 年6月以来の高水準に上昇している。高インフレ・景気減速のスタグフレーションを示 唆する内容でもあり、市場ではリスク回避の反応が出ていたようだ。 一部からは、関税措置がハード、ソフトのどちらの結果なるにしても、ドル円は下落 のシナリオとの見方が出ている。貿易戦争がエスカレートするようなハードな結果とな れば、株安と伴にリスク回避の円高がドル円を圧迫。一方、想定よりも影響が少ないソ フトな結果になったとしても、ドル円は下落の可能性があると指摘している。 今年の米経済パフォーマンスは日本を上回る可能性は高いものの、粘り強いインフレ にもかかわらず、景気後退に備えて利下げ期待を温存させているFRBと、関税の影響 が少なければ利上げを継続したい日銀との差はドル円の上値重くする。ドルに昨年ほど の強さはなく、循環的にドル円は年初来の下げトレンドに戻る可能性が高いという。 ◎NY貴金属=総じて反落、金は一代高値更新後に利食い売り ニューヨーク金は反落、銀は続落。 金6月限は反落。時間外取引では、2日の相互関税の発表を控えて買い優勢となり、 一代高値を更新した。欧州時間に入ると、ドル高を受けて上げ一服となった。日中取引 では、米雇用動態調査(JOLTS)求人件数の減少や米ISM製造業購買担当者景気 指数の低下が下支えになったが、利食い売りが出て軟調となった。 銀5月限は欧州時間からのドル高や金に利食い売りが出たことを受けて売り優勢とな った。 プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナが反落、パラジウムはまちまち。 プラチナ7月限は反落。時間外取引では、金堅調につれ高となったが、貿易戦争に対 する懸念を受けて上げ一服となった。欧州時間に入ると、ドル高を受けて軟調となっ た。日中取引では、金に利食い売りが出たことを受けて売り優勢となった。 パラジウム6月限はドル高や他の貴金属の軟調を受けて戻りを売られた。 ◎LME=アルミ・銅はトランプ関税警戒で続落、ニッケルは大幅反発 アルミ3カ月物は続落。2542ドルで小高く取引を開始。3月中国財新製造業PM Iの強気な内容を好感した中国上海株高を受けて2540ドルを支持線にして高もちあ いとなるなか2551.50ドルの高値を付けた。その後は欧州の時間帯以降は米トラ ンプ政権の関税懸念から軟化に転じた。2520ドルを割り込んだ後もじり安歩調が続 き終盤に今年1月8日以来の安値となる2502ドルまで下落となった。安値で買い戻 す動きは限られ、この日の安値に近い水準で取引を終えた。 銅3カ月物は小幅続落。9718.50ドルで小高く取引を開始。その後は、トラン プ関税懸念で前日まで下落した後の反動に加え、3月の中国財新製造業PMIが市場予 想と前回値を上回る強気な内容だったことを受けて中国上海株が堅調となったことを手 掛かりに浮上し、一時9794ドルの高値に到達。ただ、その後はトランプ政権による 銅への輸入関税引き上げの可能性が意識されるなか売り優勢に転じ、下値を探る足取り を展開。終盤に9669ドルの安値を付けた後に買い戻されたが、戻り待ちの売りに上 値を抑制され、小幅安で取引を終了。 ◎NY原油=反落、米相互関税の発表待ち ニューヨーク原油の期近は反落。 米国の相互関税についての発表を控えて神経質な雰囲気が継続し、売りが優勢となっ た。相互関税はすべての国が対象となる見通しで、税率次第では世界的な景気悪化懸念 が強まる。ただ、米中央軍のマイケル・クリラ司令官がイスラエル入りし、イラン攻撃 が近いとの観測が高まったことは相場を支えた。イスラエルのチャンネル14は、大規 模なイラン攻撃がまもなく始まり、第二次世界大戦以来の規模となると伝えている。先 月、米国とイランは書簡をやりとりした後、トランプ米大統領はイランを空爆すると警 告している。イランの核開発を巡り、米国はイランに対して威圧的に協議開始を迫って いるが、トランプ政権第1期の遺恨もあり、イランは協議に前向きではない。 改質ガソリンとヒーティングオイルの期近は続伸。季節的に米国の需給が引き締まっ ていく見通しであることが相場を支えた。 ◎シカゴ大豆・コーン=大豆は期近から大幅高、コーンは期近の主要限月が続伸 大豆は期近から大幅反発。 米環境保護庁(EPA)と石油大手とバイオ燃料メーカーが会合を行ったことを受け て、バイオ燃料混合率の引き上げとそのためのバイオ燃料増産観測が強まり買い優勢と なった。米トランプ政権はバイオ燃料生産拡大後押しの意向を明らかにしているが、今 回、会合が行われたことでバイオ燃料引き上げ比率の発表が近いのではないか、との見 方が強まっている。 コーンは期近の主要限月は続伸。 米主要産地で暴風雪が発生するなど荒天に見舞われていることで、コーンの作付が遅 延する恐れが高まっているとの警戒感が強まり買い優勢で運ばれた。また、バイオ燃料 生産量増加期待を受けた大豆の大幅高も強気材料視された。 MINKABU PRESS
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