−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−- 海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比) NY金 2025/ 6 3,035.4 -86.3 シカゴ大豆 2025/ 5 977.00 -34.50 NY銀 2025/ 5 2,923.0 -274.0 シカゴコーン 2025/ 5 460.25 +2.75 NYプラ 2025/ 7 914.6 -42.0 NY原油 2025/ 5 61.99 -4.96 NYパラ 2025/ 6 907.80 -23.20 ドル・円 146.93 +0.77 *ドル・円は日本時間の午前5時30分現在。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ◎NY外為=ドル円は一時147円台半ばまで反発 NY為替市場、この日も大荒れの中、後半になってドル買いが加速し、ドル円は序盤 の下げを取り戻した。米株式市場でダウ平均が2000ドル超急落するなど不安定な動 くが続く中、ドル円は序盤に144円台半ばまで急落。トランプ関税に対して中国から の報復措置が伝わったことで市場の緊張が一気に高まった格好。リスク回避の円高がド ル円を押し下げた。 しかし、後半にはその下げを取り戻している。一時147円台半ばまで戻す展開。円 安ではなくドル高。パウエル議長が講演で追加利下げに慎重姿勢を堅持したことで、改 めてドルが買い戻された格好。前日は、トランプ関税は他国よりも米経済への影響の方 が大きいとの見方から、ドル安で反応していたが、パウエル議長の講演で改めて買い戻 されていた。 ドル円は前日の急落で過熱感が高まっていた。また、トランプ関税の日本への税率が 想定以上に高かったことから、日銀の利上げにブレーキがかかるとの見方もドル円の下 値を支えしたものと見られる。日銀の植田総裁は本日の衆院財務金融委員会での答弁 で、緩やかな回復していた日銀短観に米関税の影響が織り込まれてない可能性に言及し たうえで、関税の影響や市場動向を注視し、正常化を慎重に進めていく考えを示してい た。 ◎NY貴金属=続落、中国の報復措置発表で ニューヨーク金、銀は続落。 金6月限は続落。米国の相互関税に対して中国が報復措置を発表し、貿易戦争の激化 が株式市場などリスク資産市場を決壊させており、損失を穴埋めするための売りが高騰 していた金相場に持ち込まれている。中国は来週10日からすべての米国製品に34% の追加関税を課すと発表した。中国は米国に対するレアアースの輸出制限も発表してい る。 銀5月限は続落。貿易戦争が激化していることが重し。中国に対するトランプ米政権 の報復が警戒されている。 プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナ、パラジウムは続落。 プラチナ7月限は続落。米国の相互関税発表後、米中貿易戦争が激化していることが 相場を圧迫している。中国は米国に報復措置を発表するなど、トランプ米政権に強く反 発している。リスク資産市場の代表格である米株式市場は大幅続落。恐怖指数VIXは 40超まで上昇し、コロナショック以来の高水準となった。 パラジウム6月限は続落。プラチナ相場に連動した。 ◎LME=全面安、関税の応酬により世界景気不安が高まる アルミ3カ月物は大幅続落。2459ドルで小高く取引を開始したものの、米トラン プ政権による相互関税と自動車関税引き上げに対する報復関税が発表されるなど、関税 引き上げの応酬が見られたことを受けて世界景気不安が高まり売り優勢となった。アジ ア株を始め世界的な株安も売りを促す要因となるなか、一時、昨年9月11日以来とな る2370ドルまで下落。他非鉄貴金属の下落も重石となって戻りは限られ、安値に近 い水準で取引を終えた。 銅3カ月物は暴落。トランプ関税不安から売り優勢となり、9335ドルで取引を開 始。アジア株式市場の多くが休場となるなかアジアの時間帯は様子見の雰囲気が強まり 9250ドルを下値支持線にしてのもちあいとなったが、欧州の時間帯を迎えるとトラ ンプ関税に対する中国の報復関税発表など、関税引き上げの応酬が見られるなか、世界 経済不安が高まり急速に軟化。米国の時間帯も米株式市場の大幅下落が重石となって値 位置を落とし、一時、昨年3月12日以来の安値となる8644ドルまで下落。始値か ら691ドルもの下げ幅を記録したことで売り警戒感から買い戻す動きも見られたが、 米トランプ政権による銅への輸入関税引き上げの可能性もくすぶるだけに戻りは限ら れ、終値ベースでも580ドル超の下げ幅を記録した。 ◎NY原油=大幅続落、中国の報復措置発表で景気悪化懸念が拡大 ニューヨーク原油の期近は大幅続落。 米国が発表した相互関税に対して中国が報復措置を発表したことから、貿易戦争の激 化が鮮明となり、世界的な景気悪化懸念が強まった。中国は来週10日からすべての米 国製品に34%の追加関税を課すと発表した。中国は米国に対するレアアースの輸出制 限も発表している。トランプ米政権が中国に報復する可能性があることも重し。 改質ガソリンとヒーティングオイルの期近は大幅続落。米国の消費を支えてきた米株 式市場が決壊しており、資産効果の消失による消費下振れ懸念が強まっている。 ◎シカゴ大豆・コーン=大豆は期近から暴落、コーンは期近の主要限月は反発 大豆は期近から暴落。 米トランプ政権による相互関税および自動車の輸入関税引き上げ発表後、中国が米国 からの輸入品に対する関税を引き上げるなど報復関税の応酬が見られるなか、米国の中 国向け輸出の大幅停滞懸念が強まり大きく下落。5月限は一時、昨年12月19日以来 の安値まで下落。終値ベースでも30セントを上回る下げ幅を記録し1000セントを 割り込んだ。 コーンは期近の主要限月は反発、他は軟調。 米トランプ政権による関税政策とこれを受けた世界景気不安が上値抑制要因になった が、米国のコーン輸出における中国依存度は大豆よりも低いため期近の主要限月におい てはトランプ関税によるインパクトは大豆よりも低い一方で、米産地の荒天とこれによ る作付着手遅れに対する警戒感が意識され買い優勢で運ばれた。 MINKABU PRESS
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