シカゴコーン市況=期近の主要限月は反発、米産地での作付前の荒天懸念で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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              始 値   高 値   安 値   帳入値    前日比
   2025/05    457.75      462.50      449.25      460.25      + 2.75
   2025/07    465.50      469.50      457.25      467.25      + 1.75
   2025/09    439.00      440.75      431.50      439.25      + 0.25
   単位:枚   推定出来高   前日出来高   前日取組高(前々日比)
   先物       460,457        474,685        1,888,920 (-  1,342)

注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から
電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ
ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4
時の数字です。
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*米気象庁発表の6−10日予報(4月10日−4月14日)
 コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は平年を下回る〜平年並。
 コーンベルト東部の気温は平年並〜平年を上回る。雨量は平年を下回る〜平年並。
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 コーンは期近の主要限月は反発、他は軟調。終値の前営業日比は2.00セント安〜
2.75セント高。中心限月の5月限は2.75セント高の460.25セント。

 米トランプ政権による関税政策とこれを受けた世界景気不安が上値抑制要因になった
が、米国のコーン輸出における中国依存度は大豆よりも低いため期近の主要限月におい
てはトランプ関税によるインパクトは大豆よりも低い一方で、米産地の荒天とこれによ
る作付着手遅れに対する警戒感が意識され買い優勢で運ばれた。

 5月限は457.75セントで取引を開始した後は457〜459.5セントの限ら
れたレンジ内で高下。シカゴの時間帯を迎えると急速に軟化して450セントを割り込
み、449.25セントの安値を付ける動きも見られたが、終盤に買い戻され462.
50セントの高値を記録。高値を離れた後の底意も強く、460セント台を維持して
終えた。

*米国産地の天気概況は以下の通り(米農務省の農業天気ハイライトを要約)。
 コーンベルトでは、ミズーリ州南部からオハイオバレーにかけての地域及び五大湖周
辺低地で洪水が発生しているが、今後はさらに雨量は増加する見込み。中西部の多くの
低地では作付開始前に冠水している。一方、中西部北部では気温が低下し一部ではまだ
残雪が見られるうえ、4日の最高気温は4℃前後にとどまっている。
 今後3日間は、少なくとも2回はまとまった雨量を伴う降雨が発生し、南央部からオ
ハイオバレーにかけての地域では広い範囲で洪水が発生するだろう。4日から5日にか
けて、そして5日間に再びまとまった雨量を伴う降雨が見込まれるが、同時に強風、
雹、局地的な竜巻も発生する見通し。来週には記録的な寒さとなり、テネシーバレー
以北では氷点下まで気温が下がる地域も見られるもよう。なお、プレーンズ南部におい
てはこの荒天に伴う雨は乾燥傾向を緩和する慈雨になるだろう。
 6〜10日間予報に関しては4月9〜13日にかけてルイジアナ州からミシガン州に
かけて気温は平年を下回る見込み。一方のプレーンズから中西部北部にかけての気温は
平年を上回るもよう。また、ほとんどの地域で雨量は平年以下〜平年並にとどまると予
想される。

 シカゴ小麦は続落。5月限は小高く寄り付き539.50セントの高値を付けるなど
540セントに迫る動きを見せる場面も見られたが、米関税政策とこれに対する報復関
税の発動を受け世界景気に対する不安感が高まるなか売り優勢で運ばれた。米プレーン
ズで慈雨となり、乾燥懸念が和らいだことも売りを呼ぶ要因になった。
 期近の主要限月5月限は前日比7.00セント安の529.00セント。
*米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。
 プレーンズでは南半分で散発的な降雨や雷雨が発生しているが、この雨は冬小麦にと
って慈雨となっている。ネブラスカ州からダコタ州にかけては少雨となっているが、表
土の土壌水分が回復している。
 一方の南部ではメキシコ湾岸西部から大西洋沿岸南部にかけて気温が上昇。ただ、南
央部では豪雨が続いている。
今日の材料
・コーンベルトでは洪水が発生。作付前の荒天が警戒される。
・今週末まで米コーンベルトでは荒天が続く。

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