前週は急落し、年初来安値を更新する展開になった。4月2日にトランプ米大統領が 相互関税を発表したことを受けて、改めて通商リスクを織り込む動きが優勢になってい る。350円の節目を完全に割り込み、そこから一気に320円水準まで急落してい る。米経済の減速懸念加えて、世界の貿易環境に大きな混乱が生じる可能性が高まって いる。株価に加えて、原油や銅相場も急落し、つれてゴム相場も急落している。為替が 円高に振れたこともネガティブ。 今週も上値の重い展開が続こう。相互関税に対して、中国は既に報復関税を発表して いる。今後、米中間の貿易が急激に縮小するのは必至であり、経済活動の警戒が警戒さ れる。突然に何らかの合意が形成される可能性もあるが、このまま緊張状態が維持され て株安・原油安などが続くようであれば、ゴム相場も戻り売り優勢の展開になる。特に 円高傾向が維持されると、円建てゴム相場の上値は重くなりやすい。300円の節目を 意識した展開になろう。 予想レンジは300〜330円。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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