ゴム市況＝大幅続落、上海ゴム・株式の先安感で再度下げ幅を拡大

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ＪＰＸゴムの相場表（帳入値と前営業日比）
               　  ＲＳＳ３　　　   　           　     ＴＳＲ２０
    2025/04　　    2025/09　      2026/03       　2025/05        2026/04
　291.9  -28.8   294.0  -26.7   310.0 -20.0    250.0  -18.0   252.00  -18.0
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 　　　上海ゴム　9月限  　15,580　  -　 995元　（午後3時40分時点）
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【市況】
 ゴムＲＳＳ３号は大幅続落。寄り付きは、４日の米国株式市場が大幅安、週明けの時
間外取引でも急落を嫌気し、日経平均株価が大きく水準を引き下げたこと受けて、大幅
安となった。日中取引の上海ゴムが急落していることから２ケタ安となった。正午前に
下げ幅を縮小し、期中９月限は正午前に１８円超の下落で推移。午後になり、上海ゴ
ム、株式の先安感から再度、下げ幅を拡大となり、２６．７円安で引けた。他の限月は
主要限月は３０．３〜２６円安で引けた。期近から期中は一代安値を更新。
 ＴＳＲ２０は、出来ず。帳入値は１８円安。

　大引けのＲＳＳ３号は、前営業日比３０．３〜２０．０円安、活発限月の９月限は同
２６．７円安の２９４．００円、期先２６年３月限は同２０．０円安の３１０．０円、
総出来高は９５４枚、ＴＳＲ２０は全限が同１８．０円安。

【棒下げ状態で自律反発はあるが、戻り売り圧力が強い】
　ＪＰＸゴムＲＳＳ３号は、連日の大幅安となり、底割れ。期中９月限は２９１．９円
円まで下落し、一代安値を大幅に更新。３月３１日に３５０円割れとなって以来、棒下
げ状態。１４日間の相対力（ＲＳＩ）は２６台まで低下し、総弱気状態。自律反発はあ
るが、戻り売り圧力が強いと予想。
　株・商品安で投資家心理は総弱気。３連休明けの上海ゴム、上海株とも大幅安。中国
政府がトランプ政権の相互関税に対し報復関税を課したことで、世界経済が後退に陥る
リスクが強まり、投資家心理が弱気に傾きゴム相場も巻き込まれている。ファンダメン
タルズからは自動車の生産、販売が不透明となり、タイヤ向け需要への不安が弱材料。

【シンガポールゴムと上海ゴム相場】
 シンガポールゴム市場は、ＲＳＳ３号は出来ず。ＴＳＲ２０は大幅安。午後に一段安
となり、ほとんどの限月が１２セント超の下落。

　上海ゴムは、暴落。指標限月の２０２５年９月限は、前営業日比９９５元安の１万
５５８０元まで下落。安値に張り付き。

MINKABU PRESSS

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