−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−- 海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比) NY金 2025/ 6 2,973.6 -61.8 シカゴ大豆 2025/ 5 983.00 +6.00 NY銀 2025/ 5 2,960.4 +37.4 シカゴコーン 2025/ 5 464.50 +4.25 NYプラ 2025/ 7 905.9 - 8.7 NY原油 2025/ 5 60.70 -1.29 NYパラ 2025/ 6 888.00 -19.60 ドル・円 147.90 +0.97 *ドル・円は日本時間の午前5時30分現在。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ◎NY外為=ドル円は一時148円台前半まで上昇 ドル円は買い戻しが優勢となり、148円台前半まで上昇する場面が見られた。NY 時間に入って買い戻しが膨らんだが、ドル高に支援された。米国債利回りも上昇してい たほか、米株式市場は依然として波乱の展開となっているものの、下値での買い戻しも 見られていた。 クーグラーFRB理事の発言が伝わっていたが、「インフレが上昇しないようにする ことが優先されるべき」と述べていた。先週はパウエル議長が追加利下げへの慎重姿勢 を堅持していたが、同理事も同様の意向を垣間見せていた。 短期金融市場では年内利下げ期待が変動しており、一時は5回の利下げ期待を織り込 む動きも見られていたが、NY時間に入ると3回は完全に織り込んでいるものの、4回 については75%ほどの確率で推移。一部からは、スタグフレーションからリセッショ ン(景気後退)へと投資家の意識は変化しているとの声も出ていたが、FRBがインフ レへの警戒感を緩めていない中で、利下げについては未知数の部分が大きい。 一方、日銀の利上げ期待は後退し、市場では年内据え置きの見方が優勢となってい る。米国の関税措置を受け、政府・与党が補正予算案の編成を検討しているとの報道も 流れていた。 ◎NY貴金属=金が大幅続落、貿易戦争の激化でリスク回避 ニューヨーク金が大幅続落、銀は反発。 金6月限は大幅続落。時間外取引では、トランプ米大統領が株安にもかかわらず、関 税撤廃を否定したことから、リスク回避の動きが拡大し、売り優勢となった。株安が一 服すると、買い戻し主導で上昇したが、貿易戦争の激化に対する懸念から戻りは売られ た。欧州時間に入ると、押し目を買われたが、上値は限られた。日中取引では、手じま い売りが出て軟調となった。 銀5月限はリスク回避の動きや金急落を受けて一段安となったが、買い戻し主導で地 合いを引き締めた。 プラチナ系貴金属(PGM)は続落。 プラチナ7月限は続落。時間外取引では、トランプ米大統領が強硬姿勢を維持し、リ スク回避の動きが拡大したことを受けて売り優勢となった。株安が一服すると、買い戻 されたが、貿易戦争の激化に対する懸念を受けて戻りを売られた。欧州時間に入ると、 もみ合いとなった。日中取引では、買い戻される場面も見られたが、金軟調を受けて戻 りを売られた。 パラジウム6月限はリスク回避の動きや他の貴金属の軟調を受けて売り優勢となっ た。 ◎LME=続落、引き続き関税の応酬が警戒されるも下落も下げ幅縮小 アルミ3カ月物は小幅続落。大幅続落となった前日の流れを引き継ぎ、2363ドル で軟調に取引を開始。その後、2320ドルと24年8月14日以来の安値まで軟化し たが、買い戻されて2427ドルまで反転となった。この動きで売り一巡感が強まるな か、トランプ関税に対する対抗措置、及び世界経済に対する警戒感から、再度、売り優 勢となり、2400ドルを割り込んだ。その後、2350ドルで買い戻され、2400 ドル台に切り返した。戻り待ちの売りに下押されながらも2365ドルを支持線として た安もちあいとなり、2370ドル台を維持して終了。 銅3カ月物は続落。8555ドルで軟調で取引を開始した後に8105ドルと23年 11月半ば以来の水準まで値を落とした。その後は、4月2日の始値から1596ドル 程度の下げ幅を記録したことで売り過剰感から買い戻す動きが膨らんだ。また、序盤の 下落後に値を戻したことで売り一巡感が強まっていたこともあって、9000ドル台を 回復。その後はトランプ政権による相互関税、及び自動車関税の発表に加え、中国が報 復関税を発動したほか他の国もこの動きに追随する可能性が意識されるなか世界経済不 安がくすぶり上値を抑制された。8700ドルが支持線として高下する値動きとなり、 続落ながらも下げ幅は縮小して引けた。 ◎NY原油=続落、期近ベースで一時4年振りの60ドル台割れ ニューヨーク原油は続落。 週明けも4日の暴落の余波が続き安値を更新した。2日の米国の相互関税発表以降、 パニック的に世界同時株安となるなか、原油も相場水準が崩落しているが、5月限はこ の日一時60ドル台を割り込み、期近のつなぎ足ベースで2021年4月以来、ちょう ど4年振りの60ドル台割れとなった。 ダウ平均株価がさらに続落したことや、ドルインデックスが上昇して再びドル高に振 れたことも圧迫要因となった。 改質ガソリン、ヒーティングオイルともに続落。原油がさらに崩れて底割れしたこと に圧迫された。とくにガソリンの下げ幅が大きくなった。 ◎シカゴ大豆・コーン=まちまち、共に期近は反発も3番限以降は続落 大豆は期近は反発。 米トランプ政権による相互関税および自動車の輸入関税引き上げ発表を受けて今月3 日以降、大きく値を落とし5月限は昨年12月19日以来の低水準まで値を落とした が、その反動から買い戻す動きが広がった。米農務省(USDA)発表の輸出検証高報 告が前週と同程度並を維持していることも、輸出不安が広がるなかでの強気材料となっ た。ただ、3番限以降に関しては依然としてトランプ関税を受けた輸出不安が重石とな り続落となった。 コーンは期近の主要限月は続伸も他は続落。 米産地では荒天が続き冠水や気温の低下が見られるなか、今春の作付遅延懸念が強ま った。また、米産地での乾燥懸念から小麦が堅調となったことも期近2限月の買い支援 要因になった。一方、3番限以降は引き続きトランプ関税と他諸国による米関税政策へ の報復措置や世界経済不安が重石となり、売り優勢で運ばれた。 MINKABU PRESS
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