[今日の視点]貴金属=反発、円安が支援

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 貴金属は、反発して寄り付く見通し。金は円安を受けて買い優勢となろう。銀はニュ
ーヨーク高と円安を受けて買い優勢となろう。プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナ
が円安を受けて堅調となろう。
 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は43.59ドル安
の2983.99ドル、銀が19セント高の3003セント、プラチナが7.90ドル
安の914.90ドル、パラジウムは2.53ドル安の911.78ドル。
 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=147.86/88円で、前営業日の
大引け時点から2.63円の円安。
 先限の寄り付き目安は、金が1万4270円前後、銀は141.0円前後、プラチナ
は4225円前後、パラジウムは4400円前後。
【NY金は手じまい売りが圧迫】
 金はきのうの海外市場では、手じまい売りが出て売り優勢となった。
 金は手じまい売りが圧迫要因になった。トランプ米大統領は、中国が米国産品に対す
る報復措置を撤回しない場合、中国からの輸入品に50%の追加関税を9日から課すと
警告した。一方、欧州連合(EU)は、一部の米国輸入品に対する報復関税の徴収を来
週から開始すると発表した。同時に、EU加盟国の貿易担当相らは、米大統領が発表し
た関税措置を報復ではなく交渉により撤廃することを望むことで合意した。
 米連邦準備理事会(FRB)のクーグラー理事は、最近の財(モノ)およびサービス
のインフレ上昇の一部は、トランプ政権の政策による今後の影響を「見越したもの」で
ある可能性があるとの認識を示した。
 銀はきのうの海外市場では、買い戻されて堅調となった。
【NYプラチナはドル高や金軟調が圧迫】
 プラチナはきのうの海外市場では、ドル高や金軟調が圧迫要因になった。
 プラチナはドル高や金軟調が圧迫要因になった。米国債の利回り上昇を受けてドル高
に振れた。一部の国が関税回避に向けてトランプ大統領と交渉する可能性があるという
楽観的な見方が台頭した。ハセット米国家経済会議(NEC)委員長は、貿易相手国が
すばらしい提案をするなら、トランプ大統領は耳を傾けるだろうと発言した。また上海
プラチナの出来高が急増しており、中国勢の安値拾いの買いが入った。
<今日の予定>
・国際収支(経常収支) 2025年2月(財務省)
MINKABU PRESS 東海林勇行

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