きょうの市場は前日までの嵐が止んでおり、米株式市場も急速に買い戻しが出ている。ただ、為替市場では円高が優勢となっており、ドル円は一時146円台に伸び悩んでいる。本日は米国債と伴に日本国債の利回りも上昇しており、円高をサポートしているようだ。 また、嵐が止んでいるとはいえ、事態に何も変化はない。トランプ大統領は日本やイスラエルといった友好国とは、報復措置も示唆しなかったことから、2国間協議に入っているようだが、中国、EUとは進展がない。特に最大のターゲットと見られる中国とは報復合戦にエスカレートしそうで、トランプ大統領は中国が報復措置を撤回しなければ、追加で50%の関税を課すことを示唆している。それに対して中国は、「関税戦争と貿易戦争を仕掛けてくるなら、中国は最後までつきあう」と強硬姿勢をとる構えを示している。リスクが燻り続ける中、円相場はリスク選好の円安というわけには行かないようだ。 また、ドルのヘッジコストが上昇しており、トランプ大統領が昨年11月の大統領選を制して以後最も高い水準に上昇している。それはトレーダーが今後、ボラティリティーがさらに高まると見込んでいることを示唆している。市場はドルにも慎重と見られ、それもドル円の重石となっているようだ。 なお、日本時間23時のNYカットでのオプションの期日到来は現行付近には観測されていない。 8日(火) 145.00ドル(14.2億) MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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