−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−- 海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比) NY金 2025/ 6 2,990.2 +16.6 シカゴ大豆 2025/ 5 992.75 +9.75 NY銀 2025/ 5 2,968.6 + 8.2 シカゴコーン 2025/ 5 469.00 +4.50 NYプラ 2025/ 7 911.3 + 5.4 NY原油 2025/ 5 59.58 -1.12 NYパラ 2025/ 6 889.30 + 1.30 ドル・円 146.41 -1.43 *ドル・円は日本時間の午前5時30分現在。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ◎NY外為=ドル円は146円台前半に反落 NY為替市場、円高が優勢となり、ドル円は146円台に下落。序盤は前日までの嵐 も一服し、米株も買い戻されていたが、結局上げを維持できずに下落。その動きを見て ドル円も下落した。 一旦、嵐が止んでいたとはいえ、情勢に何も変化はなく、明日からの関税への懸念が 強い。ホワイトハウスは同盟国との交渉の席につくトランプ大統領の姿勢とは裏腹に、 貿易相手国に重い相互関税を課す計画を打ち出している。米国通商代表部(USTR) のグリア代表は本日の議会公聴会で、トランプ大統領は当面、関税免除措置を発動しな い方針だと述べていた。 ホワイトハウスは中国に対して、追加の50%を上乗せして計104%の関税を課す 意向を示したほか、2国間協議は開始しているものの、ベトナムに46%、日本にも2 4%の課税が課される。 特に中国については、トランプ大統領は、中国が報復措置を撤回しなければ、追加で 50%の関税を課すことを示唆していたが、それに対して中国は「関税戦争と貿易戦争 を仕掛けてくるなら、中国はとことんつきあう」と対抗措置を取る構えを示し、米中の 貿易戦争はエスカレートしそうだ。 また、ドルのヘッジコストが上昇しており、トランプ大統領が昨年11月の大統領選 を制して以後最も高い水準に上昇している。それはトレーダーが今後、ボラティリティ ーがさらに高まると見込んでいることを示唆。市場はドルにも慎重と見られ、それもド ル円の重石となっていたようだ。 ◎NY貴金属=軒並み上昇、ユーロ安・米金利上昇警戒で上げ幅を縮小 ニューヨーク金が反発、銀は小幅続伸。 金6月限は反発。時間外取引では、ドル安、米国・中国との関税報復合戦の悪化など を背景にドル建て現物価格の上昇を受け、アジア時間から大幅高となった。欧州時間に 入っても堅調に推移し、50ドル超の上昇で推移。日中取引に入るとユーロ安を受けて 急速に上げ幅を縮小した。米10年債の利回り上昇で米金利上昇警戒から利食い売りを 含めた手じまい売りも圧迫要因となり、高値からは大幅に離れて引けた。 銀5月限は小幅続伸。時間外取引から大幅続伸となり、60セント以上の上昇で推 移。日中取引は金の上げ幅縮小から高値を離れ、3000セント割れとなり、小幅続伸 で引けた。 プラチナ系貴金属(PGM)は軒並み小反発。 プラチナ7月限は小反発。時間外取引では、金、銀の上昇につれ高もようとなり、ア ジア時間から前日の下げ幅を上回る上昇となった。欧州時間では上げ幅を拡大し、18 ドル超の上昇となった。日中取引では、ニューヨークダウが序盤、反発したことが支援 材料ながら、金、銀が上げ幅を縮小、ドル建て現物相場の上値の重さから上げ幅を削る 展開となったが、下値は堅く堅調に引けた。ニューヨークダウ、ナスダック指数とも下 げに転じたことがリスク回避要因となった。 パラジウム6月限は小反発。時間外取引は反発し、一時20ドル近い上昇となった。 日中取引で他の貴金属3品が上げ幅を縮小と歩調を合わせ、上げ幅を削り、かろうじて プラスサイドを維持して引けた。 ◎LME=続落、一時は買い戻されるも米株安から売り優勢に転じる アルミ3カ月物は続落。大幅続落後の買い戻しが先行し、2376ドルで取引を開始 した。その後、これまでの急落後の反動からアジア株が概ね上昇したことに支えられた ものの、欧州の時間帯を終えるまで2380ドル台後半に達すると上値が重くなる足取 りが続いた。米国の時間帯を迎えると急速に値位置を切り上げて2407.50ドルの 高値に到達。ニューヨークダウ平均の上昇を受けてしばらく高値圏での高下が続いた が、ダウ平均が一転して急落に転じたため終盤にかけて売り崩され、2335ドルの安 値まで軟化。安値で買い戻されたものの戻りは限られ、軟調に引けた。 銅3カ月物は続落。8776ドルで堅調に開始した後に8673.50ドルまで値を 落とした。アジア株がこれまでの急落後の反動から概ね上昇したことを受けて浮上とな った。欧州の時間帯は8730ドルを下値支持線とする底意の強い足取りとなった。米 国の時間帯を迎えると米株高に追随する買いが見られ8864.50ドルの高値を付け たものの、ニューヨークダウ平均が一転して急落に転じるたことに、追随して売りが膨 らみ下値を探る足取りを展開。一時8515ドルの安値を付ける場面が見られた後に買 い戻されたが、70ドルを超える下落で引けた。 ◎NY原油=続落、米中貿易戦争は泥沼化 ニューヨーク原油の期近は続落。 米国が発表した相互関税をきっかけに米中貿易戦争が激化していることが重し。世界 最大級の経済大国が衝突することによる景気悪化や需要下振れが想定されている。中国 が米国の相互関税に報復措置を発表したことで、米国はこの報復措置が撤回されなけれ ば50%の追加関税を課すと発表しており、対中関税は104%までまもなく引き上げ られる見通し。米国が発表した50%の追加関税に対して、中国は断固として応戦する 構え。 改質ガソリンとヒーティングオイルの期近は続落。株安や景気悪化見通しから需要が 下振れする可能性が高まっている。 ◎シカゴ大豆・コーン=まちまち、共に期近は続伸も新穀限月は続落 大豆は期近が続伸。 米産地で荒天が続き、コーン作付が遅れる可能性が高まるなか、大豆の作付への影響 に対する警戒感が強まり買い戻す動きが広がった。加えて、米トランプ関税の影響によ る輸出不安が今春の米国の大豆作付面積縮小を促す可能性が意識され、期近の主要限月 は買い優勢となった。ただ、依然としてトランプ関税による輸出縮小が強く懸念され、 新穀限月は軟調地合いを継続した。 コーンは期近の主要限月は続伸も他は続落。 米産地では冠水となり作付開始や作付進行ペースが例年に遅延するとの懸念が強まっ た。同時に米農務省(USDA)による月例需給報告の発表を控えて玉整理の動きが見 られるなか、期近の主要限月は買い優勢となった。ただ、新穀限月は引き続きトランプ 関税による輸出への影響やリスク回避の動き、米国で大豆の輸出用需要縮小観測がコー ンへの作付シフトを促す可能性が意識され売り優勢となった。 MINKABU PRESS
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