[今日の視点]石油=急反落へ、報復の連鎖で景気見通しはさらに悪化

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 国内市場は急反落へ。2025年9月限で3000〜4000円安程度を想定する。
米中貿易戦争が激化するなかで海外原油が続落した。ニューヨーク原油の中心限月は
60ドルの節目をはっきりと下回り、2021年4月以来の安値を更新している。円相
場が1ドル=146円ちょうど付近で円高・ドル安推移していることも国内市場の重
し。
 米国と中国の貿易戦争は報復が報復を呼ぶ展開となっている。中国からの輸入品に対
する米国の関税は最大104%までまもなく上昇する見通しだが、中国はさらなる報復
を示唆しており、経済戦争の激化は明らかである。世界的に株式市場は大きく下落して
おり、資産効果の減退による消費悪化で、世界は景気後退の軌道に入っているのではな
いか。石油需要が萎縮し、供給側が悲鳴を上げるまで原油安は続くだろう。ただ、今週
末のイランと米国の協議の行方には注目すべき。
 時間外取引でニューヨーク原油5月限は前日比1.55ドル安の58.03ドルで推
移。本日これまでのレンジは57.96〜58.38ドル。
<今日の予定>
◆ ニュージーランド ◆
【経済】11:00 政策金利公表(NZ準備銀行)
◆ 日本 ◆
【工業】12:00 原油・石油製品供給統計週報(石油連盟)
【工業】14:00 石油製品給油所小売価格調査(資源エネルギー庁)
◆ アメリカ ◆
【経済】20:00 住宅ローン申請指数(MBA)
【経済】4/10 03:00 FOMC議事録公表 3月18-19日(FRB)
【工業】23:30 週間石油統計(EIA)
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