ゴム市況=急反落、米中関係の対立激化を嫌気

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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JPXゴムの相場表(帳入値と前営業日比)
                  RSS3                        TSR20
    2025/04      2025/09       2026/03        2025/05        2026/04
 281.7  -13.4   283.4  -16.5   296.0  -14.0    229.0  -21.0   231.0  -21.0
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    上海ゴム 9月限   14,390   -  545元 (午後3時40分時点)
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【市況】
 ゴムRSS3号は急反落。序盤は日経平均株価の大幅安やドル・円が1ドル=145
円台後半の円高に振れたことを嫌気して、売りが先行した。中盤に入ると、円高がさら
に進み、144円台半ばに迫ったことや、米中関係の対立から日中取引の上海ゴムが急
落していることを受けて、一段安となった。終盤は、安値圏でのもみ合いとなった。T
SR20は、出来ず。

 大引けのRSS3号は、前営業日比16.5〜13.4円安、活発限月の9月限は同
16.5円安の283.4円、期先26年3月限は同14.0円安の296.0円、総
出来高は624枚、TSR20は同21.5〜21.0円安。

【産地相場の下げが加速】
 昨日、産地のオファー価格がレンジから下放れた。これを受けて、下げが加速してい
る。4月9日のタイ南部の天然ゴム主要積み出し港のソンクラ渡しのオファー価格は、
前営業日比3.58バーツ安の75.3バーツが提示されている。ソンクラのタイオフ
ァーが75バーツ台を付けたのは、昨年7月18日以来である。

 米トランプ政権の相互関税を発端とした世界的な景気減速観測が、タイの天然ゴム市
場には、影響を及ぼし始めた。今後、産地主導の下げとなる可能性が出てきた。

【シンガポールゴムと上海ゴム相場】
 シンガポールゴム市場は、RSS3号は7月限と10月限が約定し、8.3セント安
と5.9セント安。TSR20は大幅安となっており、9.1〜8.2セント安で推移
している。
 上海ゴムは大幅続落。中心限月の9月限は、夜間取引では小安く推移し、前営業日比
15元安の1万4920元で夜間取引を終えた。だが日中取引に入ると、米中貿易摩擦
が深刻化するとの見方から売りが先行し、序盤に一時1万4035元まで下落する場面
があった。その後は、下げ幅をやや縮小している。

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