LME市況=続落、トランプ政権による相互関税懸念から引き続き売り優勢

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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           現物          3カ月物
    アルミ        2,275.46  -   30.87     2,316.00  -    33.00
    アルミ合金      2,455.00  -  101.50     2,450.00  -   100.00
     銅         8,571.37  -   49.97     8,613.00  -    42.50
    ニッケル      13,874.98  -   93.49    14,084.00  -    96.00
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 アルミ3カ月物は続落。2335ドルで取引を開始した直後に2373ドルまで値を
切り上げたが、その後はトランプ政権による相互関税と自動車関税の引き上げが世界経
済に与える影響が警戒されるなかじり安で運ばれた。2300ドルの安値に達した後は
模様眺めの雰囲気が強まるなか2300〜2330ドルの限られたレンジ内での高下が
続き、低迷したまま引けを迎えた。
 トランプ大統領が米国に対して報復措置を講じていない国・地域に対し、90日間の
関税一時停止を承認したことを明らかにしたが、ニューヨーク時間の午後の発表だった
ため、織り込まれていない。
 銅3カ月物は続落。8506ドルで大きく値を落として取引を開始。依然としてトラ
ンプ政権による関税政策が世界経済に与える影響が警戒されるなか、序盤に前日の安値
を下抜き8458.50ドルの安値を付けたが、その後は中国上海株の続伸を受けて買
い戻す動きが広がりアジアから欧州の時間帯にかけて8974ドルの高値を付けた。そ
の後は米関税政策に対する懸念も織り込まれるなか概ね8600ドルを下値支持線とし
て意識するなかでの高下となり、マイナスサイドのまま取引を終えた。
 ニッケル3カ月物は続落。1万4125ドルで小安く取引を開始。アジア時間帯は
1万4500ドルまで値を切り上げる場面が見られたが、欧州の時間帯に軟化傾向を強
めた後、米国の時間帯には1万4000ドルの安値まで値を落とした。安値を買い拾わ
れた後も戻りは鈍く、100ドル近い下落で引けた。
今日の材料
・9日のアジア太平洋株式市場はまちまち。
・中国上海総合指数は続伸、41.26ポイント高の3186.81ポイント。
・欧州株は下落。トランプ大統領が医薬品への大規模な関税を近く発表すると明らか
 にしたことで英FT、独DAXともヘルスケア株が売られ、相場を押し下げた。
・ドルは堅調。ドル円は1ドル=143円台後半に下落したが、トランプ関税、90日間の
 一時停止の報道を受け、148円台まで反騰。ユーロドルは1ユーロ=1.1095ドルまで
 上昇し、今月4日以来の高値をつけた。高値を離れ、前日と同水準で終了。
・米国株はトランプ関税、90日間の関税一時停止を承認から急騰。ニューヨークダウ
 は2962.86ドル高、ナスダック指数は1857.06ポイント高(12.16%高)。
・ニューヨーク貴金属、原油ともトランプ関税90日間の一時停止を受け上昇。原油は
 55ドル台まで下落後、62ドル台に反騰。
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