シカゴコーン市況=期先以外が反落、利益確定の動きや小麦安が弱材料に

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
              始 値   高 値   安 値   帳入値    前日比
  2025/05    489.00      490.25      484.25      485.00      - 5.25
  2025/07    495.75      497.50      492.00      492.75      - 4.25
  2025/09    455.00      459.75      453.50      455.25      - 1.00
   単位:枚   推定出来高   前日出来高   前日取組高(前々日比)
   先物       480,573        684,456        1,716,466 (+  3,777)
注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から
電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ
ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4
時の数字です。
=======================================
*米農務省(USDA)発表の週間純輸出検証高(4月10日までの週)
 コーン:182万9000トン(前週改定値:161万3460トン)
 小 麦: 60万4461トン(前週改定値: 33万5088トン)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
*米農務省発表の週間コーン作付け進度報告(4月13日までの週)
 コーン:作付け:4%(前週 2%、前年6%、平年5%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
*米気象庁発表の6−10日予報(4月20日−4月24日)
 コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は平年を上回る。
 コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年を上回る。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 コーンは出来高の薄い期先以外が反落。終値の前営業日比は5.25セント安〜
0.75セント高。中心限月の5月限は5.25セント安の485セント。
 前週はドル安の進展に伴い値位置を切り上げ2月27日以来の水準まで値を伸ばした
後で、利益確定のための動きが見られて値を落とした。また、米プレーンズでの降雨を
受けて生育環境が改善するとの見方から小麦が値を落としたことも弱材料視された。米
農務省(USDA)は日本向けの大口成約を発表したが、反応は限られた。
 5月限は489セントで取引を開始すると直後に490セントを付けたが、その後は
値位置を落とししばらく487セント台でのこうげが続いた。欧州の時間帯を迎えると
地合いを引き締め、シカゴの時間帯前半まで490セントを巡る攻防となり、一時は
490.25セントの高値に到達。ただ、高値に達した後は引けにかけて値位置を切り
下げる足取りに転じ、引け間際に484.25セントの安値を記録した後、安値に近い
水準で取引を終える軟調となった。
 米農務省(USDA)発表の4月10日までのコーン週間輸出検証高は182万
9000トンで前週改定値の161万3460トンを上回った。累計輸出検証高は
3751万3406トンと前年同時期の2874万7108トンを約30%上回ってい
る。
 USDAによると4月13日時点のコーン作付進捗率は4%で前年の6%、平年の
5%を共に下回った。
 USDAは24/25年度積みで日本向け、14万トンのコーンの大口成約を発表。
 米国産地の天気概況は以下の通り(米農務省の農業天気ハイライトを要約)。
 コーンベルトでは、五大湖周辺地域から南西部に勢力の弱い寒冷前線が広がってい
る。これに伴い気温が低下し五大湖周辺北部では14日朝方に降雨が発生。14日の中
西部の気温は4℃前後から26℃前後までとなっている。イリノイ州とケンタッキー州
の州境のオハイオリバー沿いの水位は依然として洪水基準を600cm上回った状態に
ある。
 今週は一部の例外をのぞき、全体的に穏やかな天気が続く見込み。週前半は中西部お
よび北東部で気温が低下するが大幅な低下には至らない模様。また週前半の降雨は五大
湖周辺及び北東部に限られるだろう。なお五大湖周辺地域およびその周辺地域では週後
半も降雨となる見込み。
 6〜10日間予報に関しては4月19〜23日は全国的に気温は平年並〜平年を上回
るだろう。一方の雨量はプレーンズ及び中西部などで平年並〜平年を上回る見込み。

 シカゴ小麦は出来高の薄い期先以外が軟調。米小麦産地で降雨が予想されていること
で、乾燥懸念が後退し、売り優勢となった。また、ロシアからの小麦輸出が米国の小麦
輸出を圧迫するとの見方も売りを呼ぶ要因になった。米農務省(USDA)作柄報告に
よると4月13日時点の冬小麦の作柄は劣〜悪が19%で前週から2%低下。
 中心限月の期近5月限は前日比8.25セント安の547.50セントで終了。
*米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。
 プレーンズでは寒冷前線の通過に伴いオクラホマ州およびテキサス州北部以北で気温
が低下。一方、テキサス州の他の地域では最高気温が26〜35℃に達している。プレ
ーンズの一部の地域では冬小麦が平年通りに生育するには土壌水分が不足した状態が続
いている。
 一方の南部では暖かなななか降雨は発生しておらず、全体的に穀物の生育に適した天
気が広がっているが、アーカンソー州南部および東部からケンタッキー州西部にかけて
の地域では洪水が発生。アーカンソー州のデイ・アーク地点のホワイト—リバーの水位
は過去8番目の高さまで上昇している。
今日の材料
・コーンベルトでは、オハイオバレー低地とその周辺では高水位が続く。
・今週前半は中西部および北東部で気温が穏やかに低下。
・プレーンズ及び中西部などでは4月19〜23日の雨量は平年を上回る見込み。
・4月10日までのコーン週間輸出検証高は182万9000トンで前週改定値の
 161万3460トンを上回る。
・4月13日時点のコーン作付進捗率は4%で前年の6%、平年の5%を共に下回る。
・USDAは24/25年度積みで日本向け、14万トンのコーンの大口成約を発表。
MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。