ゴム午前=売り先行、上海ゴムが一段安で下げ幅拡大

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は、売り先行。寄り付きでは、上海夜間安を嫌気して、やや軟調に推
移した。その後も、日中取引の上海ゴムが一段安となったことから、下げ幅を拡大して
いる。TSR20は、出来ず。

 午前11時39分現在のRSS3号は前営業日比3.9〜2.7円安。活発限月の9
月限は同3.9円安の299.2円、期先26年3月限は出来ず、推定出来高は104
枚(前日夜間取引含む)。

【上海ゴムは戻り売りを浴びる】
 今日の日中取引の上海ゴムは、売りが先行している。中心限月の9月限は、前日の取
引を1万5065元で終え、終値ベースで1万5000元台を回復した。だが、9月限
は、8日以降、1万5000元超では戻り売り圧力が強い。前日の夜間取引から売りが
先行すると、今日の日中取引では1万4920元まで一時下落する場面があった。
 9月限は、9日に1万4035元の一代の安値を付けて以降、戻りを試しているが、
終値ベースで1万5000元を超えても売りに押し戻される状況をみると、再度、下値
を試す可能性があるとみる。
【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
  シンガポールゴム市場は、RSS3号は出来ず。TSR20は売りがやや優勢とな
っており、0.9〜0.7セント安となっている。
 上海ゴムは買いが先行している。午前11時00分現在、指標限月の2025年9月
限は、前営業日比110元安の1万4955元で推移している。

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