海外サマリー(15日)

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比)
NY金     2025/ 6 3,240.4   +14.1  シカゴ大豆  2025/ 5 1,036.00   -5.75
NY銀     2025/ 5 3,229.7   +13.0  シカゴコーン 2025/ 5   481.25   -3.75
NYプラ    2025/ 7   969.9   +12.4  NY原油   2025/ 5    61.33   -0.20
NYパラ    2025/ 6  979.00  +21.60  ドル・円               143.17    0.00
*ドル・円は日本時間の午前5時30分現在。
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◎NY外為=ドル円は143円台前半で推移
 NY為替市場、ドル円は143円を挟んで上下動する展開。前日はトランプ関税の緩
和措置への期待が高まったことで、市場の雰囲気が改善し、ドル円も買い戻しが見られ
ていた。しかし、上値は依然重く145円台回復を試そうという雰囲気まではない。
 本日のドルは下げが一服していたものの、円高の動きがドル円を圧迫している模様。
一連の関税騒動で日銀の利上げ期待が後退しており、短期金融市場では年内の利下げの
確率を約60%と想定している。1カ月前は確実視されていた。
 それでも、トランプ大統領絡みのヘッドラインリスクが引き続き市場を支配する中、
円の魅力が高まっているとの指摘が出ており、ファンド勢も円ロングを積み増している
ようだ。本日もEUと米国との貿易交渉にほとんど進展が見られないと伝わり、リスク
回避の円高が見られていた。
◎NY貴金属=軒並み上昇、ドル高も金の押し目は買われる
 ニューヨーク金は反発、銀は続伸。
 金6月限は反発。時間外取引では、米国が半導体や医薬品の輸入品への調査を開始す
るなか、押し目を買われた。欧州時間に入ると、買いが一巡し、上げ一服となった。日
中取引では、ドル高が圧迫要因になったが、押し目は買われた。
 銀5月限はドル高に上値を抑えられたが、金堅調を受けて押し目を買われた。
 プラチナ系貴金属(PGM)は続伸。
 プラチナ7月限は続伸。時間外取引では、もみ合いとなったのち、ドル安を受けて地
合いを引き締めた。欧州時間に入ると、自動車の関税軽減の措置検討を受けて買い戻し
主導で上昇した。日中取引では、ドル高に上値を抑えられた。
 パラジウム6月限は自動車の関税軽減の措置検討を受けて買い戻し主導で上昇した。
◎LME=アルミは小反発、銅は米の対中国及びEU貿易戦争懸念で反落
 アルミ3カ月物は小反発。2380ドルで小高く取引を開始。アジア時間に値位置を
落としたながらも、トランプ大統領による相互関税からのスマートフォンなどの除外発
表や自動車輸入関税への一部免除の設定観測を受け欧州の時間帯に浮上し2393ドル
の高値を付けた。高値を離れた後、2382ドルを支持線とするもちあいとなった。中
国政府によるボーイング社の航空機追加納入の禁止指示の報道を受けて急速に軟化し、
2369.50ドルの安値を付けた。その後、買い戻す動きが見られ2390ドル台を
付ける動きがみられたが、米国による対EUの関税の多くが撤廃されないことが示唆さ
れた、と伝えられ、値を落としたが、わずかな上げ幅を記録するにとどまった。
 銅3カ月物は反落。9225ドルで堅調で取引を開始し、開始直後に9247.50
ドルの高値に達した後に9200ドルを割り込んだ。トランプ大統領による相互関税の
対象からスマートフォンなどを除外するとの発表や自動車への輸入関税にも一部免除が
設定されるのではないかとの見方が浮上し、トランプ関税に対する警戒感が後退した。
欧州時間に地合いを引き締めて再び9240ドルを上抜き高値に迫る動きを見せた。米
国時間を迎えると中国政府がボーイング社による航空機の追加納入禁止を指示と伝えら
れたことや、米国による対EU関税の多くが撤廃されることは無いとの示唆を受けて
9100ドルを割り込み9085.50ドルの安値を記録。安値で買い戻す動きは見ら
れたものの9180ドルで頭打ちとなり、小幅安でもちあったまま引けを迎えた。
◎NY原油=小反落、世界的な景気悪化懸念は根強い
 ニューヨーク原油の期近は小反落。
 トランプ米大統領が相互関税の対象から電子機器を除外すると発表したことや、メキ
シコやカナダから輸入する自動車・部品に対する25%の追加関税の見直しを検討して
いることから、貿易戦争の激化懸念はやや落ち着いているが、中国との経済的な対立は
悪化しており、景気悪化見通しは相場を引き続き圧迫した。トランプ米政権による半導
体や医薬品に対する関税が発動する見通しであることも懸念要因。国際エネルギー機関
(IEA)が需要見通しを下方修正したことは重しだが、弱気な見通しは想定内で、反
応は限定的だった。
 改質ガソリンの期近3限月は小幅続伸。ヒーティングオイルの期近は反落した。原油
の売り買いがやや交錯したなかで、石油製品の足並みは揃わず。
◎シカゴ大豆・コーン=大豆はまちまち、コーンは期近2限月が続落
 大豆はまちまち。期近の主要限月は反落も他は続伸。

 米トランプ政権による相互関税と中国による報復関税を受けて中国向け大豆輸出の減
少が警戒されるなか、南米生産国の大豆輸出が本格化する時期を迎えていることで、米
国の大豆輸出不安が強まるなか値を落とした。ただ、新穀限月には米中貿易戦争を見越
した大豆の作付縮小観測を受けて続伸する限月も見られた。
 コーンは期近の主要限月は続落も3番限以降は堅調。
 期近の主要限月は、ブラジル・アルゼンチンと南米の主要生産国の輸出が活発化する
時期を迎えていることやトランプ関税による輸出用需要停滞不安や、米産地の降雨を受
けた小麦安が弱気材料視されて売り優勢で運ばれた。3番限以降の新穀限月は米農務省
(USDA)がポルトガル向けの大口成約を発表したことや、米産地の土壌水分過剰を
受けた生育不安が手掛かりとなって堅調で終了。
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