●短期見通しゴム、ボックス下限割れを意識=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 安値保ち合い気味の展開になっているが、まだ下値切り下げリスクを残そう。トラン
プ米大統領の通商政策は依然として先行き不透明感が強く、世界経済の減速リスクも高
い。ゴム需要にも大きなダメージが生じる可能性がある以上、底入れ判断には慎重姿勢
が求められる。米中通商協議の開始といった動きがみられると300円台を回復する程
度のエネルギーはあるが、早期に合意形成に向かう見通しにはない。特に円高圧力が維
持されると、ボックス下限の280円割れが打診されよう。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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