[今夜の視点]海外原油=反落か、米FRB議長の更迭を懸念

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 時間外取引でニューヨーク原油6月限は前日比0.93ドル安の63.08ドルで推
移。本日これまでのレンジは62.70〜63.78ドル。
 今晩の海外原油は反落か。トランプ米大統領がパウエル米連邦準備制度理事会(FR
B)議長の解任を検討していることが重し。米国の関税政策だけでなく、金融政策も世
界を混乱させるリスクが意識されている。欧州市場はイースター・マンデーでほぼ休場
であり、時間外取引の軟調な流れがそのまま続きそうだ。
 米国とイランの核開発協議が続いていることも重し。両国は今週23日に実務者協
議、26日に高官協議を開催することで一致した。イスラエルが妨害することなく、協
議が続いていくのか見届けたい。ただ、イランの核開発を制限する包括的共同作業計画
(JCPOA)から一方的に離脱した過去のあるトランプ米大統領とイランがどこまで
歩み寄れるのか疑問である。
<今夜の予定>
◆ ドイツ ◆
【休日】--:-- イースター・マンデー
◆ フランス ◆
【休日】--:-- イースター・マンデー
◆ イギリス ◆
【休日】--:-- イースター・マンデー
◆ スイス ◆
【休日】--:-- イースター・マンデー
◆ 南アフリカ ◆
【休日】--:-- 家族の日
◆ アメリカ ◆
【経済】23:00 景気先行指数 2025年3月(カンファレンスボード)
【農産】4/22 00:00 週間穀物輸出検証高(USDA)
【農産】4/22 05:00 週間穀物生育進度・作況状況(USDA)
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