石油午前=売り買い交錯、強弱の手がかりが対立

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 午前の石油市場は、売り買い交錯。連休明けのニューヨーク市場は反落したものの、
安値から切り返して引けたほか、時間外取引でニューヨーク原油が堅調に推移してい
る。ウクライナ停戦協議から仲介役の米国が離脱する可能性があることが支援要因であ
る一方、イランと米国の核開発協が前進していることは重し。円相場は1ドル=
140円後半で推移しており、前日水準とほぼ変わらず。
 日中取引開始後、原油の2025年9月限は一時5万6560円まで強含み。ただ、
上値は重く、プラス圏を維持できていない。
 午前11時02分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が
1000円安〜260円高。
 午前11時02分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が448枚。
【米リッチモンド連銀製造業景気指数も下振れか】
 本日は4月の米リッチモンド連銀製造業景気指数が発表される。先週、ニューヨーク
連銀やフィラデルフィア連銀が発表した製造業景気指数はトランプ米政権の関税政策を
背景に悪化しており、製造業の景気悪化懸念が強まっている。
【海外原油夜間取引=堅調】
 ニューヨーク時間外取引で6月限は前日比0.70ドル高の63.11ドルで取引さ
れている。本日これまでのレンジは62.72〜63.25ドル。
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