【場況】 金が大幅続伸。ニューヨーク高を受けて買い優勢で始まった。その後は、利食い売り などが出て上げ一服となったが、押し目は買われた。銀は先限が下落した。 午前11時2分現在の前営業日比は、金標準が259〜348円高、金ミニが 193.0〜351.0円高、ゴールドスポットが584円高、銀が1.0円安。 午前11時2分現在の出来高は、金が3万5751枚、金ミニが1万3359枚、ゴ ールドスポットが2655枚、銀が1枚。 【金は米大統領の利下げ要求が支援】 金は米大統領の利下げ要求が支援要因になった。トランプ米大統領は、金利が即座に 引き下げられなければ、米経済は減速する可能性があるとし、パウエル連邦準備理事会 (FRB)議長に対し早期利下げを改めて要求した。米シカゴ地区連銀のグールズビー 総裁は、トランプ米政権が掲げる関税措置の影響は比較的小さい可能性があるとの見方 を示した。ただ米FRBは状況を見守る必要があると述べた。 中国の通信機器最大手、華為技術(ファーウェイ)が人工知能(AI)向けのGPU (画像処理半導体)910Cの量産出荷を5月にも始める予定だという。910Cは、 従来品である910Bと比べて計算能力とメモリ容量を2倍に高め、中国での販売が禁 止されたエヌビディアのH100と同等の性能を有しているという。トランプ米政権 は、米半導体大手エヌビディアに対し、中国向けのAI半導体H20に輸出許可が必要 だと通知していた。ただ半導体受託生産世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)の 半導体が910Bに使用されていることが発覚しており、米商務省は910Cの製造企 業を調査している。ファーウェイは、新チップAscend920を発表し、今年下半 期から量産するとした。AIチップを巡る米中の争いが続くことになりそうだ。米国の 半導体に対する関税の行方も確認したい。 金先限は上場来高値1万5716円を付けた。ニューヨーク高が支援要因になった。 円相場は1ドル=141円を挟んだ動きとなった。銀先限は153.0円に下落した。 【ドル建て現物相場】 金のドル建て現物相場は、堅調。きのうの海外市場は、米連邦準備理事会(FRB) の独立性が脅かされる恐れを受けて急伸した。アジア市場では、朝方の3439.76 ドルから、利食い売りが出たが、ドル安が再開すると、押し目を買われ、史上最高値を 更新した。 午前11時現在、金が3450.04ドル、銀は3263セントで推移。前営業日の 大引け時点は金が3389.98ドル、銀が3283セント。 MINKABU PRESS
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