−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 2025/05 481.75 483.00 475.00 475.75 - 6.00 2025/07 490.00 491.75 482.50 483.25 - 6.75 2025/09 456.25 456.75 448.75 450.00 - 6.75 単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高(前々日比) 先物 409,481 336,554 1,709,339 (- 5,820) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から 電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4 時の数字です。 ======================================= *米気象庁発表の6−10日予報(4月28日−5月2日) コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は平年を上回る。 コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年を上回る。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− コーンは総じて続落。終値の前営業日比は6.75〜1.50セント安。中心限月の 5月限は6.00セント安の475.75セント。 前日日中取引終了後に発表された米農務省(USDA)作柄報告において、降雨過剰 による作付遅れが懸念されながらも、前年および平年を上回るペースで作付が進行して いることが明らかになったことが弱材料となった。また、米産地では今週は降雨が発生 するものの、地域が限られるなか、引き続き作付けが進行するとの見通しも重石になっ た。 5月限は481.75セントで取引を開始した後に浮上し、その後は482〜483 セントの限られたレンジ内での高下が続き483セントの高値に何度も顔合わせする 場面が見られた。シカゴの時間帯を迎えると軟化に転じて480セントを割り込み、手 仕舞い急ぎの売りが誘発されるなか475セントの安値まで下落。安値からの戻りも限 られたまま引けを迎えた。 *米国産地の天気概況は以下の通り(米農務省の農業天気ハイライトを要約)。 寒冷前線が中西部を通過中だが、コーンベルトでの低温は五大湖周辺北部に限られ、 同地の22日の最高気温は10℃程度にとどまっている。なお、ミシシッピーバレー北 部にも別の寒冷前線が達している。農作業はコーンベルト西部を中心に雨の合間を縫っ て速いペースで行われており、4月20日までの1週間でアイオワ州及びミズーリ州の コーン及び大豆の作付進捗率は2ケタに達している。 今週の後半は中部および東部のほとんどの地域で散発的な降雨が発生しながらも穏や かな気温になると見られる。最も降雨が見込まれるのはプレーンズ中部および南部で、 オハイオバレーでは25日金曜日までに、そして北東部では26日までに降雨となる見 込み。今後5日間の雨量はプレーンズ中部および南部から北東部にかけての地域では 25〜75ミリになると見られる。 6〜10日間予報に関しては4月27〜5月1日にかけてプレンズ及び東部の気温は 平年を上回るだろう。また、この間で最も降水確率が高いのはプレーンズ及び中西部北 部となっている。 シカゴ小麦は続落。これまで乾燥が懸念されていた米プレーンズで今週は降雨が見込 まれていることで生育環境、作柄の改善期待が強まり、売り優勢となった。 期近5月限は一時は4月7日以来の水準まで軟化し、安値圏での終了となった。終値 は前日比3.00セント安の535.50セント。 *米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。 プレーンズではモンタナ州及びダコタ州では気温が低下する一方、プレーンズ南部で は局地的にまとまった雨量を伴う雷雨となっている。冬小麦産地の一部では依然として 乾燥に悩まされている地域も見受けられる。 一方の南部ではミシシッピーデルタ以東で散発的な降雨が発生。この雨による農作業 への影響は軽微となる一方、気温の上昇により穀物の生育が促されている。 今日の材料 ・寒冷前線が中西部を通過中だが、低温は五大湖周辺北部に限られる。 ・今後5日間の雨量はプレーンズ中部および南部から北東部にかけての地域で 25〜75ミリの見込み。 ・コーンベルト西部を中心に穀物の作付け作業は雨の合間を縫って速いペースで 進行。 MINKABU PRESS
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