LME市況=軒並み反発、休場中のドル安進行や米株急反発から

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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           現物          3カ月物
    アルミ        2,347.04  +   17.26     2,380.00  +    14.50
    アルミ合金      2,509.00       0.00     2,509.00        0.00
     銅         9,352.47  +  191.50     9,369.00  +   180.50
    ニッケル      15,474.46  +   54.22    15,682.00  +    60.00
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 アルミ3カ月物は反発。ロンドン市場がグッドフライデー、イースターマンデーの休
場の間にドル安が進んだことを受けて2386.50ドルで堅調に開始。アジアの時間
帯序盤に2403ドルと今月14日以来の水準まで値を伸ばした後に売られたものの、
銅の堅調な足取りを受けて買い戻す動きが広がった。その後も米株高を映した買いに支
えられた。終盤には転売を受けて上げ幅を縮小したが、堅調で終えた。
 銅3カ月物は大幅反発。グッドフライデー、イースターマンデーの休場の間にドル安
が進行したことを受け、9280.50ドルと大きく値を切り上げ堅調に取引を開始。
アジアの時間帯は中国当局による政策期待を受けて底堅い足取りとなったアジア株に支
えられ、9280ドルを下値支持線とするもちあいとなった。欧州の時間帯にかけて
9300ドル台に値を乗せた後は9300ドルが下値支持線に転じ、引けにかけて上値
を探る足取りを展開。米ニューヨークダウが1000ドルを超える急反発となったこと
も買い支援要因となり、引け間際に9398.50ドルの高値に達し、高値圏を維持し
て終えた。
 ニッケル3カ月物は反発。1万5670ドルで堅調で取引を開始。アジアの時間帯は
1万5700ドルが抵抗線になったが、1万5700ドルを上抜いたことで弾みがつ
き、1万5790ドルまで上昇。暫く1万5700ドル台で高下となったが、転売に値
を落として1万5595ドルの安値まで値を落とし下げに転じた。ただ、他非鉄貴金属
の上昇が手掛かりとなって引けにかけて買い戻され、プラスサイドを回復して引けた。
今日の材料
・22日のアジア太平洋株式市場はまちまち。
・中国上海総合指数は小幅続伸、8.32ポイント高の3299.76ポイント。
・欧州株は上昇。米国株の回復が寄与したほか、仏化粧品大手ロレアルの四半期決算
 が好感された。鉱業株が上昇。ヘルスケア、テクノロジー関連株が下落。
・ドルは買い戻しが先行し反発。ドル円は1ドル=141円台半ばまで反発。ユーロド
 ルは1ユーロ=1.1417ドルまで反落。ただし前日の安値1.1390ドルが支持線となり、
 下値は堅く推移。
・米国株は大幅反発。ニューヨークダウは1016.57ドル高。ナスダック指数は429.52
 ポイント高(2.71%高)
・ニューヨーク貴金属はまちまち。金は利食い売り優勢で小反落。ニューヨーク原油
 は上昇。
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