−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−- 海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比) NY金 2025/ 6 3,348.6 +54.5 シカゴ大豆 2025/ 7 1,062.00 +11.75 NY銀 2025/ 5 3,350.3 - 4.4 シカゴコーン 2025/ 7 484.00 +4.75 NYプラ 2025/ 7 980.3 + 0.7 NY原油 2025/ 6 62.79 +0.52 NYパラ 2025/ 6 953.60 +10.30 ドル・円 142.59 -0.98 *ドル・円は日本時間の午前5時30分現在。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ◎NY外為=ドル円は一時142円台前半まで反落 NY為替市場、米国離れの雰囲気は一服しているものの、市場のドル安期待は根強 く、ドル円も戻り売りに押された。ただ、下値では買い戻しも入り140円割れを再度 試そうという雰囲気まではない。 前日はトランプ政権の対中強硬姿勢の緩和観測などで、市場のムードが上がり、ドル の買い戻しが強まった。ただ、米国側は一方的に関税を引き下げることは検討しておら ず、中国との協議と連動して行うと見られている。協議自体が容易にハードルをクリア するとは思えず、市場はなおドルに対して慎重なようだ。 トランプ関税に伴う一連の騒動で米国離れ、ドル離れが指摘される中、円資産にも資 金が流入しているようで、財務省が本日発表した対外・対内証券売買契約等の状況によ ると、月初からの海外勢の国内債券と株式の買越額は計9兆6400億円と、月間の買 越額としては過去最高水準になったと見られている。 投機筋のみならず実需の円買いも期待される中、ドル円はなお下値模索を継続してい る。日米のマネタリーべースの比較から為替レートを導き出す、いわゆるソロスチャー トはここ数年、1ドル=115−120円の水準で推移している。海外勢の中には、現 在の円は十分割安と見ている向きもいるのかもしれない。ベッセント財務長官は前日、 日本との2国間協議で特定の「通貨目標」は念頭にないと発言していたが、一部のアナ リストからは、日米財務相協議では、120円がターゲットとなる可能性も指摘されて いた。 FRBの利下げおよび日銀の利上げ期待が盛り上がらず、ドル離れのキーワードだけ では、その水準の早期達成は難しいのかもしれない。しかし、ここに来て一部ではFR Bの利下げ再開に対する期待も復活し出している。 ◎NY貴金属=金が反発、押し目を買われる ニューヨーク金は反発、銀は反落。 金6月限は反発。時間外取引では、米中の関税交渉の先行き懸念などを受けて押し目 を買われた。欧州時間に入ると、買いが一巡し、もみ合いとなった。日中取引では、手 じまい売りが出たが、ドル安を受けて押し目を買われた。 銀5月限は米中の関税交渉の先行き懸念などを受けて売り優勢となった。 プラチナ系貴金属(PGM)は続伸。 プラチナ7月限は小幅続伸。時間外取引では、米中の関税交渉の先行き懸念などを受 けて売り優勢となった。欧州時間に入ると、ドル安が下支えになった。日中取引では、 戻りを売られたが、ドル安が下支えになった。 パラジウム6月限は株高などを受けて買い戻し主導で上昇した。 ◎LME=全面高、欧米株高やドル離れの動きなどが買いを支援 アルミ3カ月物は続伸。2441ドルで取引を開始。アジアの時間帯から欧州の時間 帯にかけては概ね2435〜2445ドルのレンジ内での高下となった。米国の時間帯 を迎えると米株が序盤に値を落としたことに追随し2429ドルまで落ち込む場面が見 られたが、米株が上昇に転じるにつれて買い戻す動きが膨らんだ。終盤に2461ドル の高値を記録。高値を離れながらも高値圏は維持したまま引けを迎えた。 銅3カ月物は小幅続伸。9354.50ドルで軟調で取引を開始。アジアの時間帯は 9400ドル台に値を伸ばしながらもアジア株式市場が総じて下落するなか上値を抑制 された。しかし、欧州時間を迎えると欧州株高を手がかりにした買いが見られて浮上し 9459.50ドルの高値を記録。高値を離れた後も米トランプ政権による対中輸入関 税緩和期待や序盤は値を落としていた米株が持ち直したことが下支え要因となり、プラ スサイドを維持して取引を終えた。 ◎NY原油=反発、ドルの先安観が支援要因に ニューヨーク原油の期近は反発。 ドル安傾向が続いていることが相場を支えた。米国の債務を無尽蔵に拡大させたバイ デン米政権に続き、トランプ米大統領は関税政策によって世界経済を混乱させており、 ドル離れ・米国離れの動きが鮮明となりつつある。トランプ米政権の発足後、ドルイン デックスは下落傾向。ただ、石油輸出国機構(OPEC)プラスが5月に続き6月も増 産幅を拡大させる可能性があると伝わっていることは上値を抑えた。 改質ガソリンとヒーティングオイルの期近は反発。原油相場に連動した。 ◎シカゴ大豆・コーン=大豆は期近大幅上伸、コーンは軒並み反発 大豆は期近から大幅上伸。 米農務省(USDA)発表の週間純輸出成約高は前週を下回る弱気な内容だったが、 米トランプ政権による対中輸入関税の大幅引き下げの可能性が引き続き意識された。ト ランプ関税を巡る一連の流れのなかでドル離れの動きが強まっていることも強気材料視 されるなか、中国以外の国からの需要増加期待が高まるなか買い優勢となった。 コーンは軒並み反発。 米農務省(USDA)が発表した週間純輸出成約高は前週を下回りながらも100万 トン台を維持した。加えてトランプ関税を巡るこれまでの流れの中でドル離れの動きが 強まるなか、今後の輸出増加期待が高まり、堅調となった。 MINKABU PRESS
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