【市況】 ゴムRSS3号は、総じてしっかり。寄り付きでは、薄商いの中、夜間取引の終値と 同値圏で推移する限月が目立った。ただ。活発限月の9月限は、上海夜間高を受けて、 買いが優勢となり、プラスサイドに浮上した。中盤に入ると、日中取引の上海ゴムが上 げ幅を拡大したことから、総じて堅調に推移している。TSR20は、出来ず。 午前11時47分現在のRSS3号は前営業日比4.2円安〜1.5円高。活発限月 の9月限は同1.3円高の290.2円、期先26年4月限は出来ず、推定出来高は 122枚(前日夜間取引含む)。 【9月限は安値圏でのもみ合い継続】 今日午前のJPXゴムRSS3号は、総じてしっかりとなっている。活発限月の9月 限は、290円台で取引されている。9月限は、14日に戻りを試したが、305.0 円で上値を抑えられると、その後は285〜295円前後でもみ合いが中心となってい る。 いまのゴム相場は、ゴムのファンダメンタルズよりも、株価や為替など、金融市場の 動きに追随することが多い。ただ、産地は、時期的にはウィンタリング(落葉期=減産 期)明けで、需給がもっともタイトになるタイミングだ。下落傾向にある産地相場が上 昇に転じた際は、注意したい。 【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】 シンガポールゴム市場は、RSS3号は出来ず。TSR20は総じて小高く推移し、 0.2セント安〜0.8セント高となっている。 上海ゴムは堅調。午前11時00分現在、指標限月の2025年9月限は、前営業日 比160元高の1万4760元で推移している。 MINKABU PRESS
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