−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 2025/05 475.50 477.25 460.25 460.50 -15.00 2025/07 482.75 485.25 469.75 470.25 -13.00 2025/09 441.50 442.25 434.00 434.75 - 6.75 単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高(前々日比) 先物 609,726 647,701 1,587,446 (- 37,047) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から 電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4 時の数字です。 ======================================= *米気象庁発表の6−10日予報(5月5日−5月9日) コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は平年を下回る〜上回る。 コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年を下回る。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− コーンは揃って続落。終値の前営業日比は15.00〜3.00セント安。中心限月 の7月限は13.00セント安の470.25セント。 米産地では降雨が続きながらも平年を上回るペースで作付が進行していることが弱材 料視された。また、南米でも穀物の収穫やサフリーニャコーンの生育に適した天気が広 がっていることも売りを呼ぶ要因となった。 5月限は482.75セントで取引を開始した後は、シカゴの時間帯を迎えるまで 480セントを下値支持線とするもちあいとなり、シカゴの時間帯を迎えると485. 25セントの高値を付けたが、その後、急速に軟化。474セントを割り込むと買い戻 す動きも見られたが、戻り待ちの売りを浴びて値位置を落とす動きから469.75 セントの安値を記録。安値を買い戻された後は472セントを上値抵抗線とする頭重い 足取りとなり、低迷したまま取引を終了。 *米国産地の天気概況は以下の通り(米農務省の農業天気ハイライトを要約)。 コーンベルトでは28日に北部で激しい雨となったが、現在では激しい雷雨の可能性 は南部および東部に移っている。29日朝方には中西部北部で気温が低下しているが、 この日の最高気温は3℃程度にとどまっている。一方、オハイオバレーでは暖かく高湿 な天気となっている。ここ最近の雨にもかかわらず、中西部のコーン及び大豆の作付ペ ースは平年を上回っている。 現在北西部に位置する低気圧は今後、南東部に移動していくが、週後半には南部〜中 部に達する見込み。その影響でプレーンズ南部では雨がちな天気が続く見通しで、オク ラホマ州及びテキサス州の雨量は25〜100ミリが見込まれる。なお、この雨は南央 部から中西部南部に達する見込み。 6〜10日間予報に関しては5月4〜5月8日にかけてロッキー山脈以東では気温は 平年を上回る一方、雨量はミシシッピーリバー以東では多くの地域で平年を下回るだろ う。 シカゴ小麦は続落。米産地での春小麦の作付が平年を上回る順調なペースであること に加え、米プレーンズでの降雨により、これまでの乾燥懸念が後退していることが弱材 料視された。 期近7月限は523.75セントと一代安値を更新した。終値は前日比5.50セン ト安の525.50セント。他の主要限月も軒並み一代安値を更新し、下値模索を継続 した。 *米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。 プレーンズでは南半部で散発的な降雨または雷雨が発生。この雨は干ばつに見舞われ た地域や冬小麦にとって慈雨となっている。また、この雨は作付されたばかりの夏穀物 にとっても慈雨となっている。一方、北半分では降雨の発生は無かったが、ここ最近の 雨により土壌水分が改善している。 南部では南央部およびメキシコ湾岸西部で散発的な降雨または雷雨が発生するなか気 温が低下している。一方、南東部では気温が上昇するなか降雨は発生しておらず、農作 業や穀物の生育が速いペースで進んでいる。 今日の材料 ・コーンベルトでは28日に北部で激しい雨となるもすでに低気圧は移動。 ・雨雲の移動を受けプレーンズ南部では雨がちな天気が続く見通し。 ・今週後半は米中西部南部で降雨か。 MINKABU PRESS
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