貴金属は、総じて下落して寄り付く見通し。金と銀はニューヨーク安を受けて売り優 勢となろう。プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナがニューヨーク安を受けて軟調と なろう。 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は30.83ドル安 の3277.94ドル、銀が22セント安の3262セント、プラチナが9.70ドル 安の968.20ドル、パラジウムは7.51ドル高の941.78ドル。 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=143.03/05円で、前営業日の 大引け時点から0.49円の円安。 先限の寄り付き目安は、金が1万5210円前後、銀は154.5円前後、プラチ ナは4360円前後、パラジウムは4300円前後。 【NY金はドル高が圧迫】 金はきのうの海外市場は、ドル高を受けて売り優勢となった。 金はドル高が圧迫要因になった。弱い米経済指標が目立ったが、ドルが買い戻され た。第1四半期の米実質国内総生産(GDP)速報値は年率換算で前期比0.3%減と なった。米経済がマイナス成長に陥るのは2022年第1四半期以来3年ぶり。トラン プ米大統領が打ち出す関税措置を前に、企業による大量の駆け込み輸入があったことが 響いた。4月の全米雇用報告によると、民間雇用者数は6万2000人増となり予想以 上に鈍化した。市場予想は11万5000人増だった。3月の米個人消費支出(PC E)価格指数は、前年比2.3%上昇した。伸びは前月の2.7%から鈍化したもの の、市場予想の2.2%を上回った。 米国とウクライナは、復興投資基金の設立に関する協定に署名した。米財務省が発表 した。「ロシアの本格的な侵攻以来、米国国民がウクライナの防衛のために提供した多 大な財政的・物質的支援に鑑み、この経済パートナーシップは、両国が協力し投資する ことで、相互の資産、才能、能力によってウクライナの経済復興を加速させることを可 能にするものだ」とした。 銀はきのうの海外市場は、ドル高や金軟調を受けて売り優勢となった。 【プラチナはドル高や金軟調が圧迫】 プラチナはきのうの海外市場では、ドル高や金軟調を受けて売り優勢となった。 プラチナはドル高や金軟調が圧迫要因になった。4月の中国の製造業購買担当者景気 指数(PMI)は49.0と前月の50.5から低下した。節目となる50を割り込 み、事前予想の49.8も下回った。第1四半期の米実質国内総生産(GDP)速報値 でマイナス成長が示されたことも下げ要因となった。 <今日の予定> ●中国、香港、欧州、南ア(メーデー) ・総裁記者会見(日本銀行) ・米新規失業保険申請件数(労働省) ・米製造業景況指数 2025年4月(ISM) MINKABU PRESS 東海林勇行
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