[今夜の視点]金・銀=テクニカル要因の売りが圧迫

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 金のドル建て現物相場は、軟調。きのうの海外市場は、第1四半期の米実質国内総生
産(GDP)速報値でマイナス成長が示されたことが下支えになったが、ドル高を受け
て売り優勢となった。アジア市場では、朝方の3278.12ドルから、手じまい売り
が出て軟調となった。午後に入ると、3223ドル台まで下落したのち、下げ一服とな
った。
 4月23日の安値3262.70ドルを割り込み、テクニカル面で悪化した。弱気の
米経済指標にもかかわらず、ドルが買い戻し主導で上昇したことも圧迫要因である。今
夜は米新規失業保険申請件数や4月の米ISM製造業景況指数の発表がある。
<今夜の予定>
●欧州、南ア(メーデー)
・米新規失業保険申請件数(労働省)
・米製造業景況指数 2025年4月(ISM)
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