3300ドル台での保ち合いを経て、3200ドル水準まで急落した後、3,300ドル 台後半まで切り返す荒れた展開になった。通商環境の改善期待で投資家のリスク選好性 が高まる中、金相場は持高調整の売りが優勢になった。3500ドル到達後の調整売り が優勢になった。為替市場でドル安が一服したこともネガティブ。ただし、高値からは 300ドル幅の急落になったことを受けて押し目買いが誘われており、安値からは 200ドル近く切り返す荒れた展開になっている。 今週は下値を固める展開になろう。まだ上下双方に値が飛ぶ不安定な地合が続きやす いが、過熱感の緩和が進んだことで押し目買いが入りやすい。米中通商協議の開始が伝 わると改めて調整売りが膨らみやすくなるが、安全資産に対する投資ニーズが大きく損 なわれる環境にはなく、下値を固めていくフェーズになる見通し。米連邦公開市場委員 会(FOMC)での政策調整は見込まれていないが、思惑的な売買が米金利・ドルの値 動きが不安定化する可能性には注意が必要。 予想レンジは3230〜3500ドル。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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