トウモロコシは、天候相場に突入しているが、作付け作業が順調に進んでいることが 上値を圧迫する。5月中旬時点の作付け進捗率は重視されるが、このまま作付け環境に 大きな混乱がみられなければ、平年並みのペースは維持され、豊作の可能性が高まる。 作付け作業が一巡するまでは、上値の重さが維持されやすい。旧穀需給は引き締まって いるが、天候リスク評価が最優先される。通商環境の改善期待の影響は軽微。12日に 米農務省(USDA)需給報告が発表される。 大豆は、米中通商問題が警戒されることが上値を圧迫し、1000セント割れのリス クが維持される見通し。米中通商環境の改善期待も浮上しているが、早期に中国が米国 産大豆を調達する見通しにはない。また、産地の気象環境は安定しており、順調な作付 け環境も上値を圧迫しよう。上値の重い展開が支持され、徐々に1000セントに迫る 見通し。12日にUSDA需給報告が発表される。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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