シカゴ大豆市況=軒並み大幅続伸、米中合意と米生産縮小観測受け買い優勢

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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              始 値   高 値   安 値   帳入値    前日比
   2025/05   1,046.00    1,065.00    1,046.00    1,066.00     +22.00
   2025/07   1,064.00    1,074.75    1,052.50    1,071.25     +19.50
   2025/08   1,057.75    1,070.50    1,049.25    1,068.25     +21.00
   単位:枚   推定出来高   前日出来高   前日取組高(前々日比)
   先物       405,791       215,252        803,411   (+  4,602)

 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後
4時現在の数値です。
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*米農務省(USDA)発表の週間純輸出検証高(5月8日までの週)
 大 豆:42万6077トン(前週改定値:33万3654トン)
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米農務省発表の週間大豆作付け進度報告(5月11日までの週)
 大 豆:作付け:48%(前週30%、前年34%、平年37%)
     発 芽:17%(前週 7%、前年15%、平年11%)
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     米国産大豆(5月12日発表)     単位:百万Bu
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                              2025/26年度             2024/25年度
         発表日             5/12      4/10          5/12      4/10
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     作付面積         83.5                    87.1      87.1
     収穫面積         82.7                    86.1      86.1
     単  収         52.5                    50.7      50.7
     期初在庫          350                     342       342
     生  産        4,340                   4,366     4,366
     輸  入           20                      25        25
     供給合計        4,710                   4,734     4,734
     圧  砕        2,490                   2,420     2,420
     輸  出        1,815                   1,850     1,825
     種  用           73                      72        72
     その他            37                      42        42
     需要合計        4,415                   4,384     4,359
     期末在庫          295                     350       375
     農家平均価格      1,025                     995       995
     在庫/消費率        6.7                     8.0       8.6
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 注)作付面積=百万エーカー、収穫面積=百万エーカー、単収=Bu/エーカー、
   農家平均価格=セント、在庫/消費率は%
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*米気象庁発表の6−10日予報(5月18日−5月22日)
 コーンベルト西部の気温は平年を下回る〜平年並。雨量は上回る。
 コーンベルト東部の気温は平年を下回る。雨量は平年を上回る。
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 大豆は軒並み大幅続伸。終値の前営業日比は19.50〜27.00セント高。中心
限月の7月限は19.50セント高の1071.25セント。
 米中双方が90日間の関税115%引き下げで合意に至ったことを受け、米中貿易摩
擦への警戒感が緩和したことに加え、米農務省(USDA)発表の月例需給報告で25
/26年度の米大豆生産縮小見通しが買い支援要因となった。7月限は今年2月24日
以来の1070セント台を達成。7月限以外の他の限月も軒並み20セントを超える上
げ幅を記録する大幅高となった。

 期近7月限は1064セントで取引を開始した後に値を落とし、その後のアジアの時
間帯は1060セントが上値抵抗線として意識される頭重い値動きとなり、この間に
1052.50セントの安値を付けた。米中間の関税引き下げが合意が発表されたこと
で欧州の時間帯に1070セント台まで浮上。シカゴの時間帯を迎えると値を落とした
が、米生産縮小見通しが示されたことで再浮上し1074.75セントの高値を記録。
終盤は1070セントを割り込むと買い戻される高もみとなり、高値圏を維持したまま
終えた。
 米農務省(USDA)発表の5月8日までの大豆の週間輸出検証高は42万6077
トンと、前週改定値の33万3654トンを上回った。累計輸出検証高は4389万
8598トンと、前年同時期の3953万2903トンを約11%上回っている。

 USDA発表によると、5月11日時点の米大豆作付進捗率は48%で、前年の
34%、平年の37%をともに上回った。また、発芽率は17%で、前年の15%、
平年の11%を上回った。
 USDAは月例需給報告において25/26年度の米大豆生産量見通しを、前年度の
43億6600万Buを下回る43億4000万Buとした。一方で25/26年度の
需要は前年の43億8400万Buを上回る44億1500万Buとされたことで、期
末在庫率も前年の8.0%から6.7%に低下する、との見方を示した。
 一方、ブラジルの25/26年度生産量見通しは前年の1億6900万トンから1億
7500万トンに増加するが、、アルゼンチンの25/26年度生産見通しは前年の
4900万トンから4850万トンに減少するとした。


*米国産地の天気概況は以下の通り(米農務省の農業天気ハイライトを要約)。
 コーンベルトでは北部では降雨は発生していないが、オハイオバレーでは雨がちな天
気が続いている。12日の中西部の最高気温は24〜35℃が見込まれる。コーンベル
トの多くの地域ではコーンと大豆の作付作業は早いペースで進行しているが、一部では
雨により土壌がぬかるみ農作業が限られている。
 南東部では発達した低気圧の影響で散発的な降雨または雷雨が見込まれる一方、北西
部の低気圧も今後、東に向けて移動していくだろう。この影響で、ミネソタ州、ダコタ
州およびその周辺地域では25〜50ミリの雨量を伴う降雨となる見込み。プレーンズ
南半部を含めたその他の地域では降雨は発生しないだろう。
 6〜10日天気予報については、5月17日〜21日にかけて、北部および西部では
気温は平年以下〜平年並となる一方、プレーンズから大西洋沿岸地域南部にかけての地
域では平年並〜平年を上回るだろう。また、雨量は一部を除き、全体的に平年を上回る
見込み。
*米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。

 プレーンズでは、暖かななか降雨の発生は無く農作業および冬小麦と発芽した春に植
え付けられた穀物の生育が進んでいる。一方、北部の乾燥地域では気温が上昇し強風に
なったことでストレスが高まっている。ノースダコタ州以南では12日の最高気温は
38℃前後まで上昇。

 米国南部では、ミシシッピーデルタ西部では降雨の発生が無いなか、農作業が進行。
一方の南東部では降雨のなか作付け及びその他の農作業が限られている。農作業に影響
はあるが、大西洋南部の乾燥が進んでいる地域では降雨が望まれる。
 大豆製品は、大豆油、大豆粕は共に堅調。大幅高となった大豆と同様に、米中貿易戦
争に対する懸念が後退したことが買い支援要因になった。
 大豆粕7月限は前日比4.00ドル高の298.10ドル。
今日の材料
・コーンベルトではオハイオバレーでは雨がちな天気が続く。
・コーンベルトの一部では雨により土壌がぬかるみ農作業が限られる。
・プレーンズでは、暖かななか降雨の発生は無く農作業および冬小麦と発芽した
 春に植え付けられた穀物の生育が進行。
・5月8日までの大豆の週間輸出検証高は42万6077トンと、前週改定値の
 33万3654トンを上回る。
・5月11日時点の米大豆作付進捗率は48%で、前年の34%、平年の37%を
 ともに上回る。
・5月11日時点の米大豆発芽率は17%で、前年の15%、平年の11%を
 上回る。

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