ゴム午前＝まちまち、上海ゴム安にも様子見気分が強い
【市況】 ゴムＲＳＳ３号は、まちまち。寄り付きでは、上海夜間安となったものの、これに対 する反応は薄く、夜間取引の引けと同値圏で推移した。中盤に入ると、日中取引の上海 ゴムが売り物がちで推移しているものの、様子見気分は強く、方向性に欠ける展開とな っている。ＴＳＲ２０は、出来ず。 午前１１時４４分現在のＲＳＳ３号は前営業日比２．１円安〜４．０円高。活発限月 の１０月限は同２．１円安の３１４．６円、期先２６年４月限は出来ず、推定出来高は ２８０枚（前日夜間取引含む）。 【１０月限は調整安場面だが】 今日午前のＪＰＸゴムＲＳＳ３号は、方向性に欠ける展開となっている。活発限月の １０月限は、一昨日まで１０連騰となった反動から、昨日に引き続き、売りが優勢とな っている。現状は、前日の安値がある３１３．０円前後が支持となっているが、同水準 を下抜くと、節目の３１０円割れを試しそうだ。 ただ、米中の関税戦争が停戦となっていることから、積極的に売る材料は見当たらな い。節目の３１０円付近や４月２３日に付けた一代の安値２８５．０円から１５日の高 値３２０．５円まで上昇の３８．２％押しとなる３０６．９円付近では、押し目買い意 欲が強いとみる。 【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】 シンガポールゴム市場は、ＲＳＳ３号は出来ず。ＴＳＲ２０はやや地合いを緩め、 ０．９〜０．２セント安で推移している。 上海ゴムは下落。午前１１時００分現在、指標限月の２０２５年９月限は、前営業日 比１０５元安の１万５０３５元で推移している。 MINKABU PRESS
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