前週の世界の金上場投資信託(ETF)残高は30.0トンの減少になった。2週連 続の減少だが、特に北米が19.8トンと大きく売り越している。米中関税引き下げ合 意を受けて、短期筋が金ETFを売却したことが確認できる。一方、アジアは5.3ト ン減であり、最近の購入意欲の強さと比較すると、売却圧力は限定されている。こうし た動きが続いている間は、金相場の調整リスクが残される。週末を挟んで米格下げ問題 が浮上し、株高圧力にもブレーキが掛り始めているが、買い安心感が強まるのは金ET F売却が止まり、購入が再開された後になる見通し。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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