トウモロコシは、天候相場に突入しているが、作付け作業が順調に進んでいることが 上値を圧迫する見通し。豊作実現の可能性が高まっている。米農務省(USDA)需給 報告で、新穀在庫積み増し見通し再確認されていることもネガティブ。産地の降雨予報 に注意が必要だが、一時的な安値修正の動きに留まろう。このまま450セント割れ定 着が進むと、チャート主導の売り圧力も強まりやすい。ただし、小麦と同様に下げ過ぎ 感が強くなっていることには注意が必要。値動きは鈍化していく見通し。 大豆は、米中関係の改善期待で反発していたが、上値の重さを再確認しつつある。実 際に中国が米国産大豆の大量調達に踏み切る可能性は低いとみられる。ブラジル産大豆 の調達が中心になっている。このまま中国の物色意欲が高まらないのであれば、徐々に 1000セント台前半での取引に回帰しよう。輸出は低迷状態に変化がみられない。産 地天候リスクには引き続き要注意。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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