需給緩和見通しの織り込みが続く見通し。米中関税引き下げ合意も、需給緩和見通し に変化は見られない。需要は伸び悩む一方、石油輸出国機構(OPEC)プラスは大規 模な供給増に踏み切ることで、年間を通じた需給緩和見通しは強化される。今週の中国 経済指標は低調であり、需要不安が強化されている。イラン核合意の早期成立期待が後 退していることは原油相場にポジティブだが、地政学リスクの織り込みで急伸する必要 性は乏しい。このまま60ドル台では上値の重さを再確認する展開が続く見通し。60 ドルを割り込むと、55ドルがターゲットになる。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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