［今夜の視点］金・銀＝中東情勢や米中関係悪化が支援

　金のドル建て現物相場は、堅調。きのうの海外市場は、ドル安を受けて買い優勢とな
った。アジア市場では、朝方の３２９２．０２ドルから、ドル安を受けて３３１０ドル
台まで上昇したのち、上げ一服となり、３２８８ドル台まで下落した。午後に入ると、
押し目を買われ、３３１９ドル台まで上昇した。
　イスラエルがイランの核施設を攻撃する可能性が伝えられた。また中国は、企業に中
国製先端半導体を使用しないよう求める米国の措置を支援あるいは実施する個人や組織
に対して法的措置を取る可能性があると警告した。金が安全資産として買われると、再
び上値を試す可能性がある。
＜今夜の予定＞
・英消費者物価指数 2025年4月（国立統計局）
MINKABU PRESS

• e-profit先物指数（　５月２１日）
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