シカゴコーンの夜間取引は軟調。7月限は460セント台を割り込んで450セント 台後半で推移している。米国産地の天気、とくに気温が注目されるところだが、上昇す るようであれば、発芽懸念が後退して売られやすくなるだろう。また前日は無視された が、調査会社、アグロコンサルトがブラジル産の二期作コーンについて、1億1290 万トンと、過去最高の見通しを発表しており、下げ場面ではこれが弱材料視される可能 性もある。また今夜は週間輸出成約高にも注目したい。 前日のシカゴは続伸。米国産地で気温が低下していることで、発芽に影響することが 懸念されて支援材料となった。なお一部地域では強風や竜巻など荒天も懸念されてい る。また米エネルギー情報局(EIA)の週報でのエタノール統計では、生産が増加す る一方、在庫が減少して強材料視される内容だった。 7月限は462.00セントまで上伸した後、引けも461.00セントとあまり下 げずに460セント台を維持した。 <今夜の予定> ◆ ユーロ圏 ◆ 【経済】 17:00 製造業購買担当者景況指数 2025年5月速報(Markit) 【経済】 17:00 サービス業購買担当者景況指数 2025年5月速報(Markit) 【経済】 17:00 購買担当者総合景況指数 2025年5月速報(Markit) ◆ ドイツ ◆ 【経済】 17:00 景況感指数 2025年5月(ifo) ◆ アメリカ ◆ 【経済】 21:30 新規失業保険申請件数(労働省) 【経済】 23:00 中古住宅販売統計 2025年4月(全米不動産協会) 【農産】 21:30 週間穀物輸出成約高(USDA) ◆ カナダ ◆ 【経済】 21:30 鉱工業製品価格指数 2025年4月(カナダ統計局) MINKABU PRESS *予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。 *海外の発表時間は日本時間で表示してあります。
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