経済統計解説＝日本のＣＰＩは高止まり、国債下落で円安リスク

　１−３月期のＮＺ小売売上高は前期比０．８％増となった。増加は３四半期連続。昨
年前半にかけて消費は落ち込んでいたものの、復調の兆しがみられる。雇用削減の動き
は一巡しており、消費は堅調に推移しそうだ。
　４月の国内消費者物価指数（ＣＰＩ）は前年比＋３．６％と前月から横ばいだった
が、物価上昇率の高止まりが続いている。円安による物価押し上げは一巡しているもの
の、国債の下落で日銀のバランスシートは急速に悪化しており、円売りが強まるリスク
はある。日本の国債の半分以上を保有しているのは日銀。
MINKABU PRESS

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