前週のシカゴ穀物相場は、産地降雨報告を手掛かりに安値修正を進めたが、徐々に上 値の重さを確認しつつある。降雨による作付け作業の遅れが警戒されるも、本格的なリ スクプレミアムには慎重姿勢が目立つ。5月中旬までの作付け進捗率は良好であり、こ の時期に降雨で作付け作業が多少遅れても、大きな問題には発展しないとの楽観ムード が強い。 一方、23日にはトランプ米大統領が欧州連合(EU)との通商協議難航を受けて、 6月1日から50%の関税を課す可能性を示した。その後、米欧協議を経て7月9日ま で先送りする方針を示しているが、改めてトランプ大統領の動向にも注意が必要。EU 以外にも強硬姿勢を打ち出すと、通商リスクの織り込み再開を迫られる可能性がある。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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