●論点解説穀物、天候リスクと通商リスク=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 前週のシカゴ穀物相場は、産地降雨報告を手掛かりに安値修正を進めたが、徐々に上
値の重さを確認しつつある。降雨による作付け作業の遅れが警戒されるも、本格的なリ
スクプレミアムには慎重姿勢が目立つ。5月中旬までの作付け進捗率は良好であり、こ
の時期に降雨で作付け作業が多少遅れても、大きな問題には発展しないとの楽観ムード
が強い。
 一方、23日にはトランプ米大統領が欧州連合(EU)との通商協議難航を受けて、
6月1日から50%の関税を課す可能性を示した。その後、米欧協議を経て7月9日ま
で先送りする方針を示しているが、改めてトランプ大統領の動向にも注意が必要。EU
以外にも強硬姿勢を打ち出すと、通商リスクの織り込み再開を迫られる可能性がある。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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