ゴム午前=下落、上海安を嫌気

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は、下落。寄り付きでは、上海夜間の下落を受けて、売りが先行し
た。中盤に入ると、日中取引の上海ゴムが下げ幅を拡大を拡大していることから、一段
安となっている。TSR20は、出来ず。

 午前11時30分現在のRSS3号は前営業日比5.8〜3.4円安。活発限月の
10月限は同4.0円安の316.0円、期先26年4月限は出来ず、推定出来高は
84枚(前日夜間取引含む)。上海天然ゴム先物は9月限が1万4380ポイントで
発会後、1万4295ポイントで取引されている。推定出来高は301枚。

【上海天然ゴム先物が上場】
 本日、上海天然ゴム先物が新規上場となった。2025年9月限が1万4380ポイ
ントで発会した。発会値が高値となり、上海ゴムの下落に歩調を合わせ、一時1万20
5元まで下落した。午前11時30分現在、出来高は301枚となり、JPXゴムRS
S3号の84枚を上回っている。
 上海ゴムとの裁定取引が増えることが期待される。ただ、上海ゴムは投機筋が中心で
ある。今後、実需が入ってくるの注目される。

【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポールゴム市場は、RSS3号は出来ず。TSR20は売りが先行し、1.5
〜1.2セント安で推移している。
 上海ゴムは下落。午前11時00分現在、指標限月の2025年9月限は、前営業日
比400元安の1万4330元で推移している。

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