[本日の見通し]ゴム=買い優勢、上海ゴムは下げ渋るか

配信元:MINKABU PRESS
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 JPXゴムRSS3号は、買い優勢の展開になりそうだ。寄り付きでは、まとまった
買いが持ち込まれ、地合いを引き締める限月が目立っている。活発限月の10月限は、
一時330.8円まで上昇した。ただ、買い一巡後は、上げ幅を縮小している。
 今日のJPXゴムRSS3号は、地合いを引き締める展開になりそうだ。活発限月の
10月限は、寄り付き直後にまとまった買いが入ったことから、20日の高値328.
5円を上抜き、330.8円まで上昇した。その後、上げ幅を縮小しているが、積極的
に売り込まれる材料も見当たらないことから、売り一巡後は、しっかりとした展開にな
るとみる。
 一方、上海ゴムは、前日の取引で中心限月の9月限が1万4275元まで下落し、4
月中旬以降の1万4500〜1万5000元前後のレンジ取引から下放れた。ただ、
26日の夜間取引では、突っ込んで売られることはなかった。今日の日中取引では、下
げ渋りをみせる可能性があるとみる。
 午前9時39分時点のゴムRSS3号活発限月の10月限は前営業日比5.0円高の
323.3円。今日の日中、予想される9月限のレンジ320.0〜330.0円前
後。

 今後一週間先までのRSS3号10月限の予想レンジは300.0〜340.0円。
テクニカルからの下値支持線は315.0(5月20日の安値)、上値抵抗線は33
0.0(節目)。

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