●今夜のシナリオ穀物、作付けリスク織り込みの有無＝マーケットエッジ

　アジアタイムは小動きに終始している。前週は産地降雨で作付け作業に遅れが生じる
との懸念、短期的な売られ過ぎ感から、安値修正の動きが優勢だった。その地合が引き
継がれると、トウモロコシ相場は４６０セント台前半で底固さを見せよう。一方、天候
リスクの織り込みが一巡すると、持高調整の動きが上値を圧迫する見通し。反発が息切
れすると４５０セント台中盤から後半での取引になろう。引け後に発表される作付け進
捗率のデータが発表されるが、その数値は重要。
（マーケットエッジ・小菅　努）

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